トランプ大統領、カマラ・ハリス氏を警護対象から外す

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アメリカのトランプ大統領は、カマラ・ハリス前副大統領に対するシークレットサービスの保護を解除した。
9月1日付けで警護対象から外される
トランプ政権の高官によると、この命令に関する大統領の覚書は8月28日の午後、トランプ大統領からクリスティ・ノーム国土安全保障長官に送付されたという。
その覚書には、次のように書かれていたそうだ。
「2025年9月1日付けで、以下の人物に対し、法律で義務付けられているものを除き、大統領覚書によって以前に承認された、あらゆるセキュリティ関連手続きを中止する権限がここに付与される。カマラ・D・ハリス前副大統領」
前大統領が期間を延長したにもかかわらず
ジョー・バイデン前大統領は退任前に、ハリス前副大統領に対し、法律で義務付けられている6カ月のシークレットサービスの護衛に加えて、さらに護衛期間を1年間延長したという。
しかしトランプ大統領は、他の人物と同じように、早期にシークレットサービスの護衛期間を無効にした。
今年3月には、アレハンドロ・マヨルカス前国土安全保障長官や、その後バイデン前大統領の子供たち、ジョン・ボルトン元大統領補佐官、マイク・ポンペオ元国務長官の警護も取り消している。
そして先日、ボルトン氏に対しては、FBIの捜査官が機密情報保持の疑いで、家宅捜索を行った。
一方、ホワイトハウスの高官は、通常副大統領に対するシークレットサービスの警護期間は、6カ月だと強調している。(了)
出典元:ABC News:Trump revokes Kamala Harris’ Secret Service detail extended by Biden(8/30)