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アメリカ世論調査、国民の3分の2が「国は間違った方向へ進んでいる」と回答

アメリカ世論調査、国民の3分の2が「国は間違った方向へ進んでいる」と回答
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先日、アメリカで世論調査が行われ、全体的にトランプ政権への不満が示された。

 

67%が「間違った方向」と回答

 

その世論調査は、「ABCニュース」と「ワシントン・ポスト」、「イプソス」により実施されたという。

 

そして「この国は概ね正しい方向に進んでいると思いますか、それとも、かなり間違った方向に進んでいると感じますか?」との質問では、約3分の2、つまり67%が「間違った方向へ進んでいる」と回答したそうだ。

 

「間違った方向」と回答したのは、民主党支持者で95%、無党派層で77%、共和党支持者では遥かに少なく29%だったという。

 

また黒人では87%、ヒスパニック系では71%、アジア系では71%がそう答え、白人でも61%の人が「間違った方向」と回答したそうだ。

 

さらにそう回答した人は、都市部や郊外、農村部、または教育水準や所得水準に関係なかったとされている。

 

ただし2024年11月時点では、75%が「間違った方向」と答えており、今回の世論調査では、逆に減少したという。

 

64%が大統領権限の拡大を「やりすぎ」と回答

 

トランプ大統領の政権運営に関して、64%のアメリカ人は、トランプ氏が大統領の権限を拡大しようとして、「やり過ぎている」と回答した。

 

経済については、アメリカ国民の52%が、トランプ大統領就任以来、経済が悪化したと回答。27%が経済は改善したと回答し、20%が現状維持と回答している。

 

ただし、経済が改善したと回答した人の割合は4月から6ポイント増加しており、悪化したと回答した人の割合はほとんど変わっていない。また「現状維持」と回答した人の割合は、4月時点(25%)よりも現在(20%)少なくなっているという。

 

世帯収入が5万ドル未満の人の場合、10人中6人近く(57%)が、トランプ大統領就任以来、経済は悪化したと回答している。

 

現在のインフレ率については、約10人中6人がトランプ大統領を非難しており、約3分の1がトランプ大統領に「大きな」責任があると回答したという。

 

民主党支持者(92%)と無党派層(66%)は、現在のインフレ率の責任はトランプ大統領にあると回答しており、共和党支持者の場合は、20%に留まった。(了)

 

出典元:ABC News:Most Americans say country is on the wrong track, blame Trump for inflation: Poll(11/2)

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