欧州の首脳らが共同声明、トランプ氏のグリーンランド領有発言に反発

ヨーロッパの首脳らは1月6日、共同声明を発表し、デンマークやグリーンランドへの支持を明らかにした。
「武力」で掌握する可能性
この共同声明は、トランプ政権がグリーンランドを「武力」で掌握する可能性を示唆したことを受けて発表された。
この声明にはイギリスのスターマー首相やフランスのマクロン大統領、ドイツのメルツ首相、そしてデンマークやイタリア、ポーランド、スペインの首脳も署名しており、カナダやオランダも支持しているという。
共同声明では、「グリーンランドはその住民のものだ」とし、「デンマークとグリーンランドに関する事項は、デンマークとグリーンランドだけが決定するべきだ」と指摘。
またヨーロッパの首脳らは声明の中で、北極圏の安全保障は、アメリカが他のNATO加盟国の領土を掌握することによってではなく、NATO同盟国と共同で達成されなければならない、と強調した。
NEW: European leaders rebuked Donald Trump over his comments about taking over Greenland, saying in a joint statement that “It is for Denmark and Greenland, and them only, to decide on matters concerning Denmark and Greenland.” pic.twitter.com/lSysCosq2s
— Republicans against Trump (@RpsAgainstTrump) January 6, 2026
「軍の使用は選択肢の1つ」
アメリカのトランプ大統領は、グリーンランドの獲得は、国家安全保障上の優先事項であり、北極圏における敵対勢力の抑止に不可欠であると明言してきた。
そしてホワイトハウスの報道官は1月6日、「トランプ大統領とそのチームがグリーンランド獲得の選択肢を協議しており、そのためにアメリカ軍を活用することは、常に選択肢の1つである」と述べたという。
イギリスの元国家安全保障問題担当補佐官のリケッツ卿は、アメリカがグリーンランドを併合した場合、NATOにとって壊滅的な結果をもたらし、「実質的に、信頼に基づく同盟の終焉を意味する」と警告した。
デンマークとグリーンランドは、トランプ政権の重大な発言について議論するため、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官との会談を緊急に要請したという。(了)
出典元:The Guardian:European leaders rally behind Greenland as US ramps up threats(1/6)


























