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硬いリボンを持ったニワトリ・サイズの恐竜、メスを誘うダンスをしていた可能性

硬いリボンを持ったニワトリ・サイズの恐竜、メスを誘うダンスをしていた可能性
University of Portsmouth/©Bob Nicholls

仲間を引き付けたり、敵を威嚇したりするために使用される華やかな機能を備えた、ニワトリほどの大きさの新しい恐竜の化石が発見された。

 

リボンのようなものを持っている

 

その恐竜とは「ウビラハラ・ジュバトゥス」。今から約1億1000万年前に地球上に生息していたと考えられている。

 

この恐竜の特徴は、まずニワトリほどの大きさであること。そして長い毛のたてがみと、肩から突き出た硬いリボンのようなものを持っていたことだ。

 

ただ研究者によれば、このリボンのようなものは鱗でも毛皮でも、羽毛でもなく、この動物に固有のものであると考えられるという。

 

X線を使い、軟組織を発見

 

この化石を発見したのは、イギリス・ポーツマス大学のDavid Martill教授らが率いる国際的な研究チームだ。

 

彼らは2つの岩石から標本を発掘し、その後X線を使って化石の内部を分析。その結果、以前は分からなかった、この恐竜の骨格要素と軟組織を発見したという。

 

標本には、動物の背中を走る長くて厚いたてがみの一部がほぼ無傷で保存されており、腕も手まで毛皮のような繊維で覆われていたそうだ。

 

University of Portsmouth/©Bob Nicholls

ダンスをしていた可能性

 

そして研究者らは、ヤマアラシが脅威を感じたときに棘を上げるのと同じように、この恐竜がたてがみを筋肉によって制御していた可能性を指摘している。

 

またMartill教授は、両肩から伸びたリボンのようなものが、配偶者の誘引、オス間の競争、または敵を怖がらせるために使用されたと考えている。

 

その上で、この恐竜がリボンを披露するために精巧なダンスにふけっていたのではないかとも、想像しているそうだ。研究に参加したRobert Smyth教授も、次のように語っている。

 

「ウビラハラは、外皮の表示構造を持つ最も原始的な既知の恐竜です。それは恐竜のコミュニケーションの革命を表しており、その影響は今日でも生きている鳥に見られます」

 

「ウビラハラ・ジュバトゥス」は、ヨーロッパのジュラ紀の恐竜「Compsognathus」と密接に関連しており、この恐竜は首と尾が長く、後肢が強くて、足も速かった最も小さい恐竜の1つとされている(了)。

 

 

出典元:INDEPENDENT:Chicken-sized dinosaur with ‘flamboyant’ fur mane and stiff ribbons projecting from its shoulders discovered(12/15)

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