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「今夜、1つの文明が滅びる」トランプ大統領がイランを再び脅迫

「今夜、1つの文明が滅びる」トランプ大統領がイランを再び脅迫
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アメリカのトランプ大統領は4月7日、ホルムズ海峡の開放を含めた合意に応じるよう、イラン側を脅迫した。

 

パキスタン政府が2週間延長を要請

 

トランプ氏は7日、SNSにおいて、イランが午後8時(米東部時間:日本時間午前9時)までに要求に応じなければ、「今夜、1つの文明が滅び​​るだろう」と投稿した。

 

トランプ氏は以前から、合意がなければイランの民間インフラ、発電所や橋、海水淡水化施設などを攻撃すると脅してきた。

 

すでに国防総省は、軍事・民間両用施設を含む複数の攻撃目標を用意していると言われ、これらの両用施設を攻撃することで、「戦争犯罪」と責められることを回避しようとしているという。

 

またパキスタン政府は、アメリカ側に攻撃期限を2週間延長するよう要請しており、ホワイトハウスも、トランプ氏がこの要請について認識しているとし、「対応策が今後示されるだろう」と述べた。

 

アメリカのJ・D・バンス副大統領は4月7日、「アメリカ軍はトランプ大統領の劇的な最後通牒を執行するために、今のところ使用が決定されていないツールを持っている」と発言。そのツールとは「核兵器」を意味するのではないかとの憶測が流れ、ホワイトハウスが打ち消した。

 

一方、イランでは多くの市民が発電所の周りや、橋に集まり、トランプ氏の脅迫に抗議した。

 

民主党は大統領の罷免を求める

 

トランプ氏の「文明」に関する投稿について、民主党上院トップのチャック・シューマー氏は、「極めて病んだ人物だ」と非難。「この無謀な戦争に反対票を投じることを拒否する共和党員は、この戦争が一体何であれ、その結果の責任を負うことになる」と述べた。

 

また他の民主党議員らも、イランへの支離滅裂な脅迫を続けることを理由に、合衆国憲法修正25条に基づき、トランプ大統領の罷免を求めている。

 

4月7日の午後までに20人以上の民主党議員が、罷免を求めて声を上げており、民主党員のカート・バルデラ氏は、次のように訴えた。

 

「我々が知っている唯一の即時実行可能な手段は、合衆国憲法修正第25条だ。文明の完全な消滅を阻止できるかどうかは、良心と信念、そして正しいことを実行する勇気を持った共和党員が12人か13人いるかどうかにかかっている」

 

憲法修正第25条とは、職務上の権限と義務の遂行が不可能であると判断された場合、大統領職を副大統領が引き継ぐ内容とされている。

 

米軍がカーグ島を攻撃

 

アメリカ軍は4月7日、イランのカーグ島にある軍事施設を攻撃したと明らかにした。一方、イランの「Mehr通信」は、米・イスラエル軍により、カーグ島の主要な石油輸出ターミナルが攻撃を受けたと報じた。

 

イスラエルのネタニヤフ首相も7日、イランの革命防衛隊が使用する鉄道と橋を攻撃したと発表。「我々はイランのテロ政権を、これまで以上に力強く、そしてますます強力に粉砕している」と述べた。

 

またイスラエル軍は7日、イラン南部の都市、シーラーズにある主要な石油化学コンビナートを攻撃したと発表。この施設では、爆発物用の重要な化学成分と弾道ミサイルの材料が生産されていると主張した。

 

人権団体「HRANA」によると、イランに対する米・イスラエルの空爆開始以来、約3600人が死亡しており、そのうち少なくとも1665人が民間人で、少なくとも248人の子供も殺害されたという。

 

また4月6日には、イランで少なくとも49人の民間人が死亡、58人が負傷したそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:UN chief decries ‘incendiary rhetoric’ after Trump ramps up threats against Iran as deal deadline looms – Middle East crisis live(4/7)

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