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少子化による廃校を防ぐため、フランスの町長がバイアグラを町民に無料提供

少子化による廃校を防ぐため、フランスの町長がバイアグラを町民に無料提供
フランス・モントルーの町役場/Wikimedia Commons

フランスの地方の人口減少を食い止めようと、ある町の町長が、住人カップルにバイアグラを無料提供し始めた。

 

「子供のいない町は死ぬ町だ」

 

フランス中央北部のロワレ県にある、人口650人あまりの町モントレー。この町のJean Debouzy町長が、5月16日、バイアグラを住民に無料提供するという政令を施行した。

 

その目的は、出生率を上げて人口減少を食い止めること。地元メディアの取材を受けたDebouzy町長は「子供のいない町は死ぬ町だ」と言っている。

 

また、この地域では子供の数が減り、学校が閉鎖や合併の危機に追い込まれている。それを回避するのも、町にとっては緊急課題だ。海外メディアによれば、町が発行した法令の正式文書に次のように書かれているとのこと。

 

町長はバイアグラの配布を承認する。

その錠剤の配布は、妊娠の機会増加と、その結果2つの町の学校を存続させることを目的として、年齢18才から40才までのカップルを対象に実施される。

 

Debouzy町長によれば、モントレーの学校は廃校か、隣町の学校との合併寸前のところまで来ており、早急に策を講じる必要があったという。

 

裏にあるもう一つの意図

 

町長は「配布」と言っているが、バイアグラが自動的に町民に届く訳ではない。希望者は役場に申請しなければならない。

 

政令は施行されたばかりだが、今のところ申請者の数はゼロ。実のところ、申請があっても、「今はバイアグラの用意がないので、すぐに配布できない」と町長は言う。

 

また、フランスでは医師の処方箋がないとバイアグラを提供できないことになっており、この点も事前にクリアにしておかなければいけない。

 

こう見ると、今回の政令の施行は明らかに見切り発車だ。しかし、その裏に隠れたもう一つの意図があるという。それについて海外メディアに問われたDebouzy町長は、「国の上の組織から注目を集め、学校存続のための援助を得る」という作戦があることを認めている。(了)

 

出典元:UPI:French mayor offers free Viagra to boost local birth rates(5/22)

出典元:The Local:French mayor hands out free Viagra to encourage procreation among villagers(5/19)

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