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トランプ大統領から核兵器のボタンを奪え!下院議長が軍関係者と協議

トランプ大統領から核兵器のボタンを奪え!下院議長が軍関係者と協議
Twitter/Nancy Pelosi

アメリカで連邦議会が占拠されたことを受けて、トランプ大統領を解任させようとする動きが活発になっている。

 

そんな中、あるショッキングなことを政府関係者と軍が協議していると、報じられた。

 

核兵器にアクセスできないよう協議

 

ABC Newsによれば、ナンシー・ペロシ下院議長は先日、軍のトップである統合参謀本部議長・Mark Milley氏と話し合ったという。

 

そこでは、トランプ大統領が核ミサイルの発射コードにアクセスできないようにすることや、核攻撃を命令できないようにする方法などが話し合われたそうだ。

 

また任期満了になる前に、トランプ大統領が軍事的敵対行動を起こすことを防ぐ予防策についても議論されたとか。

 

統合参謀本部議長側も内容を認める

 

民主党の同僚議員に送った手紙において、ペロシ下院議長は次のように述べていたという。

 

「今朝、私は統合参謀本部議長のMark Milleyと話し、(精神的に)不安定な大統領が軍事的敵対行為を開始したり、発射コードにアクセスして核攻撃を命じたりするのを防ぐための利用可能な予防策について議論しました。この狂気に取りつかれた大統領の状況以上に、危険なものはありません。私たちはアメリカ国民を、私たちの国と民主主義に対する彼の不均衡な攻撃から守るために、できる限りのことをしなければなりません」

 

また統合参謀本部議長のスポークスマンであるDave Butler大佐も、実際にこのような話し合いが行われていたことを認めており、次のように述べている。

 

「ペロシ議長は統合参謀本部議長との電話(協議)を始めました。彼(統合参謀本部議長)は核司令部における権限のプロセスに関する彼女の質問に答えました」

 

解任や弾劾の動きが加速

 

連邦議会議事堂の占拠は、トランプ大統領が支持者を扇動して行われたとの見方が出ており、上院や下院議員の間にも、彼を解任・または弾劾させようとする動きがあるという。

 

実際にペロシ下院議長は、ペンス副大統領に対して直ちに、修正25条項を発動させ、トランプ大統領を解任するよう求めていたという。

 

またそれがうまくいかなかった場合は、トランプ大統領に対して2回目の弾劾訴追を行うよう求めているそうだ。(了)

 

※弾劾や修正25条などについての動きはCNNが詳しく報じている。

 

出典元:ABC News:Pelosi, calling Trump ‘an unstable president,’ seeks to prevent his access to nuclear launch codes(1/9)

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