超高層ビルほどの巨大な小惑星、無事に地球を通過
超高層ビルほどの大きさの小惑星が2月2日、地球から離れた場所を、無事に通過していたのをご存じだろうか?
小惑星「2008 OS7」
その小惑星とは、2008年に発見された「2008 OS7」だ。
NASAによれば、「2008 OS7」の直径は210mから480mと推定されており、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルと同じくらいの可能性があるという。
その小惑星が2月2日、地球から約約270万km(地球から月の距離の約7倍)を無事に通過したそうだ。
2032年には再び戻ってくる
「2008 OS7」は2032年には地球に再び戻ってくるが、その時には7200万kmも離れたところを通過すると考えられている。
もっとも先週から日曜日にかけて、他の小惑星も地球に接近していたという。
2月2日には約9mの小惑星が3個、地球に落下。2月3日にも2個の小惑星が地球に落下したが、大気圏内で燃え尽きたためか、地球に害はなかったそうだ。
また2月4日には、「2008 OS7」の約半分の大きさの小惑星が、地球から約730万km離れた距離を通過したそうだ。(了)
出典元:abc7:Skyscraper-size asteroid will buzz Earth on Friday, safely passing within 1.7M miles(2/2)