ピラミッドの形をした小惑星が、すでに地球のそばを通過していた
今週の日曜日、427フィート(約130m)もある巨大なピラミッドの形をした小惑星が、地球を通過していたことが明らかにされた。
大きさもギザのピラミッドに匹敵
NASAジェット推進研究所の「Centre for Near-Earth Object Studies」によれば、その物体は「VH5 2019」と呼ばれ、地球から4270000マイル(約6871898.88km)離れた地点を秒速6.1マイル(約9.8km)で通過していったという。
その小惑星の大きさは187フィート(約56m)×426.5フィート(約130m)で、ピラミッドの形をしており、大きさも「ギザの大ピラミッド」と変わらなかったとされている。
先週末にかけて通過した1つ
これは先週末にかけて、地球を通り過ぎた5つの小惑星のうちの1つとされ、全て地球に影響を及ぼさない距離を移動していったそうだ。
ただし先月は2000もの大きな小惑星が通過していたとも言われている。
2017年には「2010 NY65」と呼ばれる高層ビルほどの小惑星が、地球と月の距離の8倍になる地点を通っていったという。
恐竜を絶滅させた小惑星とは
NASAは2016年に「惑星防衛調整局(Planetary Defense Coordination Office)」を創設。これは地球に接近しすぎる小惑星を追跡するための部署とされている。
恐竜を絶滅させた小惑星は、直径がわずか6.8マイル(約11km)から50.3マイル(約80km)ほどだったと考えられているという。
これが地球に衝突した時には、大爆発を起こし、その威力は広島に投下された原爆の100億倍もあったと考えられている。
またその時に発生した瓦礫は非常に早く飛ばされたため、地球の重力から逃れ、軌道も越えて、宇宙空間に放出されたと考えられている。(了)
出展元:INDEPENDENT:Giant pyramid-shaped asteroid to shoot past earth in hours(12/7)