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ポンペイの遺跡からファーストフード店を発見、鶏肉やカタツムリも食べていた?

ポンペイの遺跡からファーストフード店を発見、鶏肉やカタツムリも食べていた?
Twitter/Pompeii Sites

イタリアにあるポンペイの遺跡から、暖かい食事を提供していたファーストフード店と思われる痕跡が発見された。

 

昨年発見、最近公開される

 

今回公開されたのは「termopolium」として知られているフードカウンターで、この店では地元の人々に暖かい食べ物や飲み物を提供していたと考えられている。

 

店の壁や土台などには、フレスコ画が描かれ、赤褐色の瓶やかまどのような痕も残っていたという。

 

実はこの遺構が発見されたのは2019年。その後、調査が進められ、今年の12月26日に公開された。

 

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完全な形での発見は初めて

 

この店に描かれた絵からも、鶏肉やアヒルの肉が提供されていたと考えられ、また瓶や他の容器の中からも豚肉や魚、カタツムリ、牛肉の痕跡も見つかっているという。

 

調査に携わった「ポンペイ考古公園」のMassimo Ossana氏によれば、このような完全な「termopolium」を発見したのは初めてだという。

 

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ナポリの南東約23kmにあるポンペイは今から約2000年前、紀元後79年にベスビオ火山の噴火により、降ってきた火山灰や火砕流などによって埋もれた古代都市だ。

 

しかしこのため、人々の生活や都市の輪郭もあまり損なわれない状態で、多く発見されてきたという。

 

今回の「termopolium」の発見もそうだが、この遺跡は多くの考古学者にとって豊かな情報源になっているそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Exceptionally well-preserved snack bar unearthed in Pompeii(12/26)

出典元:BBC:Pompeii: Ancient ‘fast food’ counter to open to the public(12/26)

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