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南極にこれまでで最も巨大な氷山が出現、面積はNY市の約6倍

南極にこれまでで最も巨大な氷山が出現、面積はNY市の約6倍
Twitter/ESA EarthObservation

南極にあった棚氷から、巨大な氷山が分離していく様子が確認された。

 

南極の棚氷から分離

 

その氷山が確認されたのは5月13日、場所は南極にあるウェッデル海の沿岸とされている。

 

この氷山は、もともと南極大陸で2番目に大きな「Ronne棚氷」の一部だったという。

 

しかし大陸から突き出していた棚氷の西側に亀裂が入り、やがて分離して今回氷山となった。

 

面積は、なんとニューヨーク市のサイズの約6倍もあり、これまでで最も大きな氷山になるそうだ。

 

ただしこの氷山は海に浮かぶ棚氷の一部だったことから、解けても海面の上昇にはつながらないと考えられている。

 

ESAの人工衛星を使って確認

 

この氷山を最初に発見したのは、イギリス南極観測局の極地海洋学者で、掘削エンジニアのKeith Makinsonさん。

 

その後、米国国立雪氷センターのアナリストであるChristopher Readingerさんが、欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星「Sentinel-1」を使って、氷山が分離したことを確認した。

 

この氷山は「A-76」と名付けられ、広さは1668平方マイル(約4320平方キロメートル:長さ:約170km、幅:約25km)あり、スペインのマヨルカ島より少し大きいサイズだという。()

 

またもう1つの「A-23A」と呼ばれた氷山は、同じくウェッデル海に浮かび、面積は約1498平方マイル(約3879平方キロメートル)もあるとされ、これまでで最も大きな氷山と言われてきた。

 

しかし今回「A-76」の出現により、その座を奪われてしまったそうだ。

 

ちなみに氷山の名前は、まず南極を4分割に分けたアルファベットで表され、さらに連番が続き、既に名前が付いている氷山から新しい氷山が分裂した場合は、順番に文字が加わるという(例:A-23A)(了)

 

出典元:ABC News:World’s largest iceberg forms off coast of Antarctica(5/20)

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