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男性器への電気ショックで早漏が治った!レバノンの医師グループが報告

男性器への電気ショックで早漏が治った!レバノンの医師グループが報告
photo AC

レバノンの医師グループが、画期的な早漏治療法を見つけたかもしれない、と言っている。どんなやり方かというと、とても簡単。男性のアソコに電気ショックを……といっても激しいものでなく、軽微な電流を流して刺激するのだそう。

 

実験台となったのは、今のところたった一人。なので、偶然上手く行ったという可能性もあるのだが、一応効果はあったと医学専門誌「 Asian Journal of Urology」に報告されている。

 

持続時間40秒の28才男性

 

自らの急所を科学のために捧げたその患者は、28才の男性。彼は、ほぼどんな場合でも、行為を始めてから40秒で射精に至っていたそう。1年ほど付き合っている彼女がいて、週に少なくとも2回は事に及んでいたが、40秒では満足させることができず、病院に助けを求めたらしい。様々な薬を試したが効果がなく、最後に、医師グループが提案した前例のない電気療法を望んだという。

 

医師グループはまず、彼の男性器に電極を貼り付け、筋肉が収縮する程ではない弱い電流を30分間流し続けた。そしてこれを、週3回のペースで続けた。

 

Asian Journal of Urology

 

すると6ヶ月後、40秒だった彼の持続時間は7倍近く伸び、平均で3.9分になったという。

 

さらに嬉しいことに、6ヶ月間の治療終了後も持続時間は伸び続け、15ヶ月後には平均4.9分にのびたと報告されている。

 

ところで、男性として何分持てばマアマアと言えるのか、気になるところだ。ドイツの政府機関である「医療品質・効率性研究機構」によれば、平均的な男性の持続時間は5〜7分なのだそう。つまり、電気療法を受けた彼は、ほぼ平均になったと言える。

 

効果があった理由は不明

 

持続時間が延びたのは、陰部神経が電流の刺激を受けることで、射精の際に働く筋肉が反応しにくくなったせいだろう、と医師グループは考えている。だが、なぜそうなったかという詳しいメカニズムは不明なのだそう。

 

また、今回のように被験者が1人では、信頼性にも欠ける。その点からも、さらなる研究が必要だろう。効果が実証されれば「薬物を用いない、安価な治療法」になり得る、と医師グループは言っている。(了)

 

出典元:New York Post:Electric shock to penis may cure premature ejaculation: study(4/11)

出典元:Asian Journal of Urology:Transcutaneous dorsal penile nerve stimulation for the treatment of premature ejaculation: A novel technique

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