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ISSの窓に美しい氷の結晶が出現、研究者らも困惑

ISSの窓に美しい氷の結晶が出現、研究者らも困惑
Twitter/Serg.Korsakov

国際宇宙ステーションの窓に氷の結晶ができ、その写真がSNSに投稿されている。

 

氷の結晶の写真は史上初?

 

その写真を投稿したのは、ロシア人宇宙飛行士のセルゲイ・コルサコフさんだ。

 

彼は先月、ロシア・モジュール内の窓に氷の結晶が現れている様子を撮影、ツイッターに投稿した。

 

地球上なら窓に氷ができるのは普通のことだが、宇宙ステーションの窓ガラスに氷の結晶が現れたのは、おそらく史上初だと考えられ、どうしてできたのか、研究者らも困惑しているという。

 

結晶は約24時間続いた

 

そもそもISSの窓は複数の窓ガラスで構成されており、内側の窓は空気で仕切られ、外側の窓は真空で仕切られているそうだ。

 

またコルサコフさんによれば、この結晶は約24時間続き、それらが溶けた後も、結露の模様が見えていたという。

 

ただこの結晶が窓のどこにできたのか、なぜこのような模様になったのか、詳しいことは分かっていない。

 

イギリス、ウォーリック大学の大気科学などの専門家である、トム・ホエール博士は次のように推測している。

 

「もし窓ガラスの間の空洞に水蒸気が少しあるか、あるいは宇宙ステーションから比較的湿った空気が空洞へ漏れている場合、窓の冷たくなったところに氷ができやすく、そこから内側に成長していくのかもしれません。氷の円形状は、円形の窓の形状を反映しているのかもしれません」(了)

 

出典元:METRO:A beautiful ice crystal formed on an ISS window but nobody knows how(6/13)

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