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ドイツで3000年以上前の銅剣を発見、保存状態が良く光沢を放つ

ドイツで3000年以上前の銅剣を発見、保存状態が良く光沢を放つ
Twitter/Ticia Verveer

ドイツ南部で、青銅製の剣が発掘され、保存状態の良さから注目を集めている。

 

紀元前14世紀末に作られた可能性

 

その銅剣が見つかったのは先々週、場所はドイツ・バイエルン州の町、ネルドリンゲンにある遺跡で、発掘調査中に発見されたという。

 

バイエルン州歴史的建造物保存局(BLfD)は、この剣が紀元前14世紀末(青銅器時代中期)に作られたと考えている。

 

この剣は八角形の柄を持ち、ある墓から出土したそうだ。その墓からは、埋葬された男性、女性、少年の3人の遺体が、青銅器と共に次々と発見されたという。

 

Twitter/Nina Willburger
Twitter/Nina Willburger

「このような発見は非常に稀」

 

この3人と青銅製の剣が、どのように関連しているのかは、分かっていない。

 

ただ剣は保存状態が非常に良く、今でも輝きを放っているそうだ。BLfDの責任者であるMathias Pfeil教授も、次のように述べている。

 

「剣と埋葬品はまだ調査する必要があり、それをすれば我々、考古学者はこの発見をより正確に分類することができるでしょう。しかし、すでに言えることは、保存状態が非常に良いということです。このような発見は非常に稀なことです」(了)

 

出典元:The Guardian:‘Almost still shines’: 3,000-year-old sword unearthed in Germany(6/16)

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