かわいい通報者から感謝の印も!太っちょネズミの救出劇に癒される
2月24日の昼下がり、ドイツのベンスハイム市でとある救出劇が繰り広げられた。
通報を受けて消防団が出動
2月24日の午後2時35分ごろ、ベンスハイムの消防署に助けを求める通報が寄せられた。
現場に急行した消防団たちの目の前には、身動きが取れずに助けを求める被害者の姿が…。
その被害者がこちらだ。
そう、被害者はネズミ。冬の間に食べるものに苦労しなかったのだろう。すっかり太って、マンホールのふたの穴から出られなくなってしまったのだ。必死なのはわかるが、申し訳ないが思わず笑ってしまう光景だ。
とっても悲壮感が漂っている。この太っちょネズミを助けるため、多くの消防団員がかけつけた。
まずはマンホールのふたを開け、
しっかりと固定してから、お尻から押す作戦に出た。
真剣な表情の消防団員たちが見守る中、ネズミはしっかりと穴から脱出し、再びマンホールの中へと帰っていた。
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この動画は2月24日に公開されると、10日間ほどで300万回近く再生されている。
通報したのは小さな女の子
残念なことに、太っちょネズミが消防団員たちにお礼を言ったかどうかは明らかにはされていないが、ネズミの無事を喜んだ人物がいる。
それが通報者のこちらの女の子だ。
感謝の気持ちを絵に込めて、消防団員にプレゼントしてくれた。
「1匹のネズミにこんなに消防団員が必要だったのか?」という声もあるが、小さな女の子の“助けたい”という気持ちを叶えた消防団員たちへ、「私なら悪気なく、見殺しにしてしまうかもしれない」「素晴らしい行動」「どんな命でも生きる価値があるって、子供たちへのお手本になるでしょう」などのコメントが投稿されている。(了)