Switch news

知っておきたい世界のニュース

ボディペインティングを駆使したコスプレの、レベルが高すぎる

ボディペインティングを駆使したコスプレの、レベルが高すぎる
Instagram/kaypikefashion

コスプレといえば、アニメの主人公と同じ衣装や小道具を身に着けるのが普通だが、それとは別次元のコスプレをやってしまう女性がカナダにいる。

 

デザイナーであり、モデルでもある彼女のコスプレは、体に直接絵の具を塗るボディペインティングを駆使しているのだ。

 

病気で衣装を縫えなくなったのがきっかけ

 

カナダ・カルガリー市に住むKay Pikeさん(33才)は、熱狂的なコスプレイヤーだ。以前は他のコスプレイヤーたちと同じく、1日に何時間も費やして衣装を自作していた。

 

だが、長時間の作業が災いしたか、持病の慢性股関節炎が悪化。ひどい痛みのため、ミシンの前に座っていられなくなった。

 

そんな時、彼女はとあるコミケに参加。自分のブースの番をしていたところ、ボディペインティングでコスプレする「コスペイント」に出会ったという。当時のことを彼女はこう話す。

 

私が自分のブースで仕事をしていると、イベントスタッフが、Lianne Moseleyという名前のメイクアップアーティストを連れて来たんです。彼女のモデルが逃げ出してしまったので、何にでも乗り気で応じる私の性格を知っているスタッフが、私をモデルとして紹介したのです。

 

そのコミケで、メイクアップアーティストはPikeさんにボディペインティングを施し、レディデッドプール(マーベルコミックの女性キャラ)に仕立て上げたそう。

 

それ以来Pikeさんは、衣装を縫わなくていいコスペイントの世界にはまり込んで行った。

 

 

ボディペインティングは独習

 

コスペイントには10〜14時間かかる、とPikeさんは言う。まず、何をどうペイントするかをよく考え、全身をきれいに洗い、道具類を準備する。描き方は、紙に漫画を描くのと同じだそう。最初に基本的な線を描き、彩色は明るい色から暗い色へと進め、最後に色と色の境界をぼかして馴染ませる。こうした方法は教わったのでなく、試行錯誤の中から自分で学んだものだそう。

 

コスペイントが完成すると、彼女は写真と動画を撮り、インスタグラムに投稿し、長い時間をかけてシャワーでペイントを洗い流す。動画を見ると、アニメの世界と現実世界が交錯するようで、なかなかショッキングだ。

 

(了)

 

出典元:Odditycentral:Cosplaying Artist Uses Body Paint to Transform Into Virtually Any Comic or Cartoon Character(1/6)

出典元:SELF:Model Kay Pike Uses Body Paint To Become Incredibly Convincing Superheroes(2016/2/26)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top