アイルランドの教会で朝のミサの最中、突然ラップ音楽が響き渡る
アイルランドの教会で、朝のミサを配信中に、ラップ・ミュージックが流されるというハプニングが起きた。
リモートでミサを配信中
その出来事が起きたのは3月3日、場所はアイルランド北西部ドニゴール県にある町、バートンポートの教会だという。
その教会のPat神父は当時、朝のミサをリモートで行うためネットで配信しており、信者がいない教会の祭壇で話し始めたという。
そして「父と子と(聖霊)のみ名において…」と述べた時、突然教会内に「ブラック・ザ・リッパー」のラップ・ミュージックが流れてしまった。その様子がこちら。
Never thought I’d hear rap music at Mass!📍 Burtonport, Donegal
music by @BlackTheRipper pic.twitter.com/RIpB9hmYN0— Patrick Devine (@podevine) March 4, 2021
神父は動じず、ジョークも述べる
これは機械の一時的な故障で生じたと考えられ、Pat神父もそれに気づいて音楽を消したのだが、彼自身も笑いをこらえきれなかったようだ。
Pat神父はクスクスと笑いながらも、「朝のちょっとしたラップがあなたを目覚めさせます」「とにかく皆さん全員にお会いできて何よりです」と話し、その後もミサを続けたという。
さらにジョークで「この音楽が、皆さんの血圧に問題を起さなかったことを願っています」とも述べたそうだ。
これに対してネットでは「なんということだ!素晴らしいPat神父だ。もしその時点で私たちが目覚めていなかったら、きっとラップの後では目覚めていたでしょう」といったコメントが寄せられたという。
ちなみに「ブラック・ザ・リッパー」、本名ディーン・ウェストさんは心臓発作を起こし、昨年32歳で死亡。彼はイギリスで大麻の合法化を擁護する活動を続けていたと言われている。(了)
出典元:MailOnline:Holy rap! Hilarious moment Irish priest accidentally blares out grime track during online mass service(3/7)