Facebook/Artemis Kyriakopoulou

ギリシャで起きた大火災で、オーブンの中に身を潜め自らの命を守ったワンコが見つかり、話題となっている。

家の外にあるオーブンの中で発見

そのオスのワンコは4歳になるプードルとの混血で、Matiという街で火災が発生した時、破壊された家の外にあるオーブンの中に隠れていたという。

そして先日、動物レスキューのボランティアであるArtemis Kyriakopoulouさんが、そのワンコを発見。当時の様子を撮影し、動画を公開した。

そこにはレンガで作られた大きなオーブンの中で、身体を縮めていたワンコが、ゆっくり出てきて、尻尾を振る様子が映っている。

※動画が見えない場合は画面右下の「f」マークを押してみてください。

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飼い主に捨てられ、路上で過ごす

動物保護団体「Dogs’ Voice」のElena Dede氏によれば、そのワンコは火災が起きる前から飼い主に捨てられ、空腹やいじめに合いながら路上で辛い時期を過ごしてきたという。

そのため保護された時も、人々を怖がっていたため、少し攻撃的だったそうだ。

しかも発見された時には、死滅した毛が3層にも重なっており、これは火災の前からあったと考えられるとか。

しかし今は毛もすっかり綺麗に刈り取られ、人間を信用し、リラックスし始めているという。

そしてすでに新たな飼い主も見つかり、野良犬を世話した経験を持つAntonia Paraschouさんに、引き取られることが決まったそうだ。

オーブンの中で火災から身を守ったワンコ。これからは幸せに暮らしてもらいたい。（了）

出典元：ABC News：Dog found alive in oven after Greek wildfires has found his forever home(8/1)

出典元：INDEPENDENT：Dog discovered cowering in oven amid devastation left by Greece wildfire(8/1)