森が海のようにうねる…暴風が吹き荒れている最中、不思議な現象に遭遇
イギリスで激しい風が吹き荒れる最中、木の根元や地面が浮かび上がる不思議な現象が起きた。
暴風が吹く中、森を散歩していた
この様子を撮影したのは、スコットランドのスターリングシャーにある町、マグドックに住む男性、デイヴィッド・ニュージェント=マローンさんだ。
彼は先日、暴風「バベット」が接近する最中、愛犬の「ジェイク」と一緒に地元の森を、いつものように散歩していたという。
すると激しい風により、林床が浮き上がり、上下していたそうだ。その様子がこちら。
The woods were moving like the sea this morning #StormBabet pic.twitter.com/u5cKVM0sjO
— Dan S. MacAbre-St. Saens (@dsnugentmalone) October 20, 2023
The earth was breathing deeply this morning #StormBabet pic.twitter.com/HhSvI2AaJt
— Dan S. MacAbre-St. Saens (@dsnugentmalone) October 20, 2023
「怖いというより奇妙」
林床とは、森林内の地表面のことで、落ち葉などが堆積し、日陰に強い植物や、菌類などが生育すると言われている。
デイヴィッドさんによれば、この時風は強かったが、比較的穏やかで、暴風「バベット」は夜に猛威を振るってきたという。
またメディアの取材に対しても、「それ(現象)は私たちを驚かせたし、怖いというより奇妙だった」と答えている。(了)
出典元:The Guardian:Man captures ‘weird anomaly’ of Storm Babet lifting forest floor in Scotland(10/21)