英の競馬場でまさかの展開、落馬しかけた騎手が体勢を立て直し見事優勝
イギリスの競馬で、落馬しかけた騎手の馬が優勝するという、珍しい出来事が起き注目されている。
バランスを崩し、落馬しかける
その騎手とはまだ10代のJack Kennedyさん。彼は先週の木曜日の午後に、Clonmelという町で行われた競馬場での障害レースに参加。Robin Des Manaという馬に乗り、3つめの柵までは見事に乗り越えたという。
しかし4つ目の柵を越えた後、Kennedy騎手はバランスを崩し、鞍から落ちて馬の横側にぶら下がってしまう。
無論、選ばれた馬たちが競い合うレースでは、わずかなミスも許されない。ましてや落馬しかけるとは、もはや致命的とも言える。
信じられないことに態勢を立て直す
しかしKennedy騎手は信じられないことに、その後なんとか再び元の態勢に戻って、レースを継続。
さらに馬を走らせ続け、ついにKiera Royaleという馬に半馬身の差をつけ、先頭でゴール。見事に優勝を果たしたという。
Absolutely unbelievable! @jackkennedy15 @ClonmelR pic.twitter.com/lCuA0YXAac
— At The Races (@AtTheRaces) December 7, 2017
Kennedy選手は、レース後の取材で次のように語っている。
「僕は鞍から投げ出されるのかと思い、少し恥ずかしかったです。それは馬鹿な小さなミスでした。(略)コースから外れた時、柵がそこにあって私はラッキーでした。そして馬がまっすぐに走ってくれました。それが大きな助けになりました」
早い速度で走り、落馬しかけながらも態勢を立て直すとは、きっとKennedy騎手は優れた運動神経に恵まれているに違いない。(了)
出典元:MailOnline:Teenage jockey Jack Kennedy left hanging from his horse Robin Des Mana after rough landing… before climbing back on to win at Clonmel(12/7)