駐機場に大勢の乗客が避難、火災報知機の誤作動で英の空港が大混乱
イギリスの空港で火災報知機が誤作動し、多くの乗客らが駐機場へ避難する事態となった。
火災報知機が鳴り、全フライト中止
その空港とは「ロンドン・シティ空港」。5月16日の夕方頃、この空港で突然、火災報知機が鳴り響いたという。
これにより空港の機能は麻痺したとみられ、全ての便はフライトがキャンセルとなったそうだ。
その後、連絡を受けた消防士らが現場へ急行。検査の結果、火災報知機が誤作動を起こしていたことが明らかとなる。
ただ、なぜ火災報知機が誤作動を起こしたのかは分かっておらず、現在も調査中だという。
https://twitter.com/pumpkinthrower/status/996809478514278401
多くの乗客が駐機場へ避難する
この誤作動により、ターミナルは一時閉鎖。空港を利用していた乗客らは、建物から出て駐機場へと避難したとされている。
その時の動画や画像が、現場にいた人々によって撮影され、SNS上にも複数投稿された。
Fire alarm went off at London City Airport😩 pic.twitter.com/ZNwZgT8Wuh
— Rene Medema (@MedemaRene) May 16, 2018
London City AirPort fire alert pic.twitter.com/8JZoEkoVqD
— Jan Zandberg (@JanZandberg) May 16, 2018
空港は19時30分頃に業務を再開。空港内に人々が再入場するために、長い列ができたそうだ。
空港側は1人でも多くの乗客に早く通過してもらうため、できる限り多くのセキュリティゲートを開いて対応にあたったという。
テロによるものではなく本当に良かったが、たった1つの機械の故障でここまで混乱するとは、ある意味社会の脆弱性を露呈させた出来事と言えるかもしれない。(了)
出典元:METRO:Passengers left standing on runway as London City Airport evacuated(5/16)
出典元:MailOnline:Passengers are forced to stand on the tarmac as London City airport is evacuated after false fire alarm(5/16)