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イスラエル軍の戦車がガザ南部の町に侵入、逃げる人々にまで発砲か?

イスラエル軍の戦車がガザ南部の町に侵入、逃げる人々にまで発砲か?
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イスラエル軍はガザ地区北部での作戦をほぼ終了させ、南部への攻撃を強化しつつある。

 

「銃弾や戦車の砲弾を浴びせた」

 

北部から避難したパレスチナ人が多く集まる、南部の町、ハンユニス近郊には、イスラエル軍の戦車や装甲兵員輸送車、ブルドーザーなどが侵入したという。

 

しかも現地の住人、モアズ・モハメッドさんはAFP通信に対し、「イスラエル軍の戦闘車両が、ガザ地区の南北を走る幹線道路の南側区間で、そのエリアから移動しようとしている人々や車に向かって、銃弾や戦車の砲弾を浴びせた」と語っている。

 

イスラエル軍は、ガザ中部の約20の地域にいるパレスチナ人に対し、さらに南へ移動するよう新たな命令を出しており、避難すべき場所を示した地図を、ネット上で公開した。

 

その地図は、人々がスマートフォンでアクセスできるのだが、人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」のサリ・バシ氏は、「イスラエルは電気もインターネットもない人々に、バーコードをスキャンして、どこに行くべきかを確認するよう求めている」と非難している。

 

1万5899人のパレスチナ人が死亡

 

またガザ地区の南部では、12月3日の夜から4日の朝にかけて、イスラエル軍が激しい空爆を行っており、多くの被害が出ている。

 

国連人道問題調整事務所(UNOCHA)の報告によると、12月1日に一時休戦が終了して以来、イスラエル軍の空爆により、ガザ地区では少なくとも300人が死亡したという。

 

しかもガザ地区の北部は、完全に遮断され、支援物資を届けることもできない状況が続いているそうだ。

 

ガザ地区の保健当局は12月4日、10月7日以来のイスラエルの軍事作戦により、1万5899人のパレスチナ人が死亡したと発表した。

 

 

赤十字国際委員会のMirjana Spoljaric Egger委員長は現在、ガザ地区を訪問しており、そこでの状況について「耐え難い」とし、次のように述べたという。

 

「(ここでの)人間の苦しみのレベルは、耐え難いものです。ガザ地区に民間人が安全に行ける場所がないことは容認できません。軍事包囲が行われているため、現在、適切で可能な人道的対応もありません」

 

ヨルダン川西岸地区でも5人が死亡

 

「アルジャジーラ」によれば、ヨルダン川西岸地区では12月3日から、イスラエル軍の襲撃が続いており、ジェニンの町では、少なくとも30台の装甲車両が配備されたという。

 

またイスラエル軍は、カルキリヤ、ジェリコ、トゥルカレムの町でもパレスチナ人の家などを襲撃し、一晩で少なくとも60人を拘束したそうだ。

 

さらにロイター通信によれば、パレスチナの保健当局の声明では、12月4日にヨルダン川西岸地区で、イスラエル軍の襲撃により、少なくとも5人のパレスチナ人が死亡したと述べられていたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel-Hamas war live: US says Hamas refusal to release more female hostages is to blame for collapse of truce(12/4)

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