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空港の手荷物から、ミイラ化したサルが見つかる

空港の手荷物から、ミイラ化したサルが見つかる
U.S. Customs and Border Protection

アメリカのボストン·ローガン国際空港で、乗客の手荷物から4体のミイラ化したサルが見つかった。その乗客は係官に、「魚の干物(dried fish)」だと申告していたそうだ。

 

警察犬が臭いに反応

 

これは、2月8日に、ローガン空港のセキュリティチェックであった出来事。乗客の手荷物検査に携わっていたBuddeyという名の警察犬が、バッグの中のミイラ化したサルを嗅ぎつけた。そのバッグは、コンゴ民主共和国からアメリカに帰国した乗客のものだった。

 

アメリカ合衆国税関・国境取締局によれば、係官がバッグの中身について尋ねたところ、乗客は「魚の干物」と答え、X線検査でも映ったものは魚の干物に見えたとのこと。しかし、実際にバッグを開けてみると、中から出てきたのは4匹のサルの乾燥した死体だった。

 

U.S. Customs and Border Protection

 

野生動物の肉は輸入禁止

 

生か、生に近い野生動物の肉は「ブッシュミート(bushmeat)」と呼ばれ、米国内への持ち込みが禁止されている。人の健康に害を及ぼす恐れがあるというのが、主な理由だ。関税・国境取締局のボストン支部によれば、「ブッシュミートには、エボラウイルスなどの病原体が含まれている可能性がある」とのこと。

 

サルの他にもコウモリ、オオネズミ、アンテロープ(レイヨウ/羚羊)の肉などがブッシュミートの代表例なのだそう。どれにも伝染病の危険がある。

 

今回見つかった4体のサルのミイラは、輸入が禁止されているブッシュミートとして税関で押収され、米国疾病予防管理センターの指示により破棄されることになった。

 

アメリカ各地の税関では、様々な野生動物の肉が摘発されている。メディアによれば、2022年にはバージニア州のワシントン·ダレス国際空港で黒こげになったコウモリの肉が、2019年にはイリノイ州のシカゴ·オヘア国際空港で約14.5kgものネズミの肉が押収された。(了)

 

出典元:npr:Mummified monkey remains were found in luggage at Boston’s airport(2/12)
出典元:U.S.Customs and Border Protection:CBP K9 Sniffs Out the Illegal Import of Mummified Monkey Remains(2/9)

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