Switch news

知っておきたい世界のニュース

ロシアのハバロフスクで高い放射線を測定、非常事態を宣言

ロシアのハバロフスクで高い放射線を測定、非常事態を宣言
X_Volcaholic

ロシア極東の都市、ハバロフスクで、放射線の高い数値が測定され、その地域が封鎖された。

 

鉄塔付近で、高い放射線を測定

 

詳細は明らかにされていないのだが、先週末にハバロフスクの住宅用建物から約1.5マイル(約2.4km)離れた高圧線の鉄塔付近で、高い放射線が測定されたという。

 

その放射能漏れの原因は発表されていないが、Radon原子力機関の関係者は4月5日、「放射線源は取り外されて保護容器に入れられ、放射性廃棄物貯蔵施設に運ばれた」と述べた。

 

しかしすでにその地域は封鎖され、非常事態宣言も発令されており、今後3日間も継続される見通しとなっている。

 

負傷者や被ばくした人もおらず

 

タス通信は、ロシア消費者安全監視団体の話として、「負傷者や放射線で被ばくした者はおらず、国民の健康への脅威はない」と伝えた。

 

またRadon原子力機関の関係者も「環境汚染も社会への脅威もありません」と述べている。

 

ただ撮影された動画には、男性が線量計を手に、放射性廃棄物とみられるものに向かって歩いていく姿が映っていた。

 

線量計は0.45マイクロシーベルトで警報音が鳴り、最も高い地点では5.99マイクロシーベルトを示していた。

 

しかし動画の中の男性は、20の数値を示した場所もあったと述べており、この数値は発がんリスクやDNA損傷、子供の健康を脅かす可能性があるという。

 

 

実は、3月28日に少年から最初の通報があったとされており、当局は4月5日まで、約1週間措置を取らなかったとされている。(了)

 

出典元:LBC:Russia has declared a ‘state of emergency’ in one of its cities after a mysterious radiation leak(4/5)

出典元:METRO:Russia under state of emergency after mystery nuclear leak(4/5)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top