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インドで先日、運転士の乗っていない貨物列車が、暴走する事態となった。

50両編成で砂利を積載

その出来事が起きたのは2月25日。その日、貨物列車は50両編成で砂利を積んでいたという。

そしてインド北部のジャンムー・カシミール州からパンジャブ州へ向かう予定だったが、駅に停車して、運転士と助手が交代のために降りた時、列車が坂道を下り始めたそうだ。

そして誰も乗っていない状態のまま、列車が暴走を始めたという。その瞬間がこちら。

🚉A driverless train was spotted travelling at nearly 60mph (100kmh) in India.

According to authorities, no-one was hurt but an investigation has been launched.

More: https://t.co/DhOre2DN5j pic.twitter.com/CcYg7ztZXl

— Sky News (@SkyNews) February 26, 2024

時速164kmで暴走を続ける

やがてこの列車は時速164kmで暴走を続け、70kmの距離を移動し続けたそうだ。

そして事故を防ぐため、ルート上にあるすべての踏切が閉鎖されたという。

結局、線路上に木が置かれ、それが障害物となり、列車は停止したそうだ。幸い、大きな被害は出ず、負傷者もいなかったという。

しかしこの暴走事故を受け、鉄道会社は原因の調査を命じたと言われている。

インドでは、最新の駅や電子信号システムを備えたネットワークをアップグレードするために、巨額の資金が投じられてきたそうだ。（了）

出典元：The Guardian：Indian runaway train travels 43 miles without a driver(2/26)