ウクライナ軍が長距離ミサイルで攻撃、100名以上のロシア兵が全滅か?【動画】
ウクライナの長距離ミサイルが、多くのロシア兵が集まる場所に着弾し、その動画がSNSに複数投稿されている。
ルハンスク州で撮影された映像
その映像は、ロシアが占領しているウクライナ東部のルハンスク州の上空から、ドローンで撮影されたものと言われている。
場所は、最前線から125km離れた軍事訓練場とされ、そこには数多くのロシア兵らしき人影が集まっている様子が映っていた。
やがて、そこへミサイルが到達。クラスター爆弾が降り注ぎ、無数の白煙が立ち上った。その動画がこちら。(下の動画で、実際に攻撃が行われるのは4分頃となる)
Seems like 🇺🇦did another ATACMS strike near Kuban, Luhansk.
Action starts at 03:50. A dud and 3 hits within a minute. pic.twitter.com/aGP4cWKY07
— JB Schneider (@JohnB_Schneider) May 1, 2024
「ATACMS」を使用か?
アメリカを拠点とするシンクタンク「戦争研究所」によれば、この攻撃では4発の長距離地対地ミサイル「ATACMS」が使われた可能性が高いという。
また「戦争研究所」は、「ウクライナ軍が、Mozhnyakovka南西にあるロシア軍訓練場を攻撃し、ロシア兵116人を殺害したことを示唆している」と述べている。
もしこれが本当ならば、ロシア軍にとっては、ここ数カ月で最大の損失になるそうだ。
米政府が密かに「ATACMS」を供与
アメリカ政府は4月24日、ひそかにウクライナに対して「ATACMS」を供与していたことを認めた。
「ATACMS」は射程300kmともいわれ、バイデン政権は当初、この長距離ミサイルの供与を拒否。しかし今年の2月に「ATACMS」の供与を承認し、3月の支援パッケージに盛り込まれ、4月にウクライナへ供与されたという。
この時、かなりの数の「ATACMS」が、ウクライナに送られたと考えられている。
しかし、ウクライナ側は西側からの支援の遅れなどにより、弾薬不足に陥り、ロシア軍に押され、先日はドネツク州のアヴディイウカの先にあるエリアを占領されたという。(了)
出典元:METRO:Ukraine wipes out 100 Russian troops with missile secretly sent by US(5/3)