ロシア軍が自国の領土内で頻繁に誤爆、2カ月間で20件も
ウクライナへ侵攻を続けるロシア軍は、かなりの回数、自国の領土に誤って爆弾やミサイルを撃ち込んでいたことが報告されている。
英国防省が報告
イギリス国防省は5月11日、ロシア空軍の戦闘機が5月4日、ウクライナと隣接するロシア領内のベルゴロド州に、誤って爆弾を投下したと明らかにした。
ベルゴロド州の知事も爆発を認めており、この誤爆により5人が負傷し、住宅30軒と車10台に損害を与えたという。
しかしイギリス国防省は、このような誤爆はこれが初めてではなく、過去にも頻繁に行われていたと主張している。
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 11 May 2024.
Find out more about Defence Intelligence’s use of language: https://t.co/fm0UBRirHg #StandWithUkraine 🇺🇦 pic.twitter.com/H9ld1CzQZ9
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) May 11, 2024
2月、3月、4月にも誤爆
実際、今年の2月18日には、ウクライナの国境から約64kmしか離れていない、ベルゴロド州の町、Solotiに対しても爆弾が投下され、150人が避難を余儀なくされたという。
また3月と4月だけでも、最大20件の誤爆があり、やはりベルゴロド州に誤って投下されたそうだ。
イギリス国防省は、次のように報告している。
「これらの事例は、ロシア軍が意図した目標に、兵器をうまく使用できないことを示している。このような誤爆は、ロシア国民に破壊的かつ致命的な結果をもたらす」(了)
出典元:NYPost:Russia has accidentally bombed its own cities over 20 times in recent months(5/11)