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イスラエル兵がビーチを歩いているだけのパレスチナ人を、次々と射殺していく様子が撮影されている。

遺体を運ぶイスラエル兵の姿も

中東のメディア「アルジャジーラ」が投稿した動画によれば、撮影された場所は、ガザ地区西部の海岸沿いだという。

映像には、ビーチを1人の男性らしき人物が歩いている姿が映っており、その後丘の上にいたイスラエル兵が銃撃し、その人物は地面に倒れてしまった。

また次の場面でも、海岸沿いにいたパレスチナ人が銃撃され、その後複数のイスラエル兵が集まり、その人物の遺体を運ぶ様子も捉えられていた。その動画がこちら。

New video obtained by Al Jazeera appears to show Israeli soldiers targeting and killing unarmed Palestinians as they tried to reach north Gaza. pic.twitter.com/mGmZWDkVVc

— Al Jazeera English (@AJEnglish) June 12, 2024

ガザ北部へ向かおうとしていた人々

動画によれば、最初の人物は海岸沿いを歩いて、ガザ地区の北部へ向かおうとしていたと考えられるという。

また次の場面は、数週間前に起きた出来事とされ、男性と思われるパレスチナ人は、命乞いをするかのように空に両手を挙げていたが、その後撃たれたとみられている。

これらのパレスチナ人たちの多くは皆、自分たちの家に帰ろうとして、または避難先を見つけようとして、歩き続けてきたと考えられている。

避難用ルートは、ガザ地区の沿岸にある道路で、それは北から南まで通じていたという。しかし今年3月、イスラエル軍はガザ地区の東から西へ延びる道路を建設し、北と南を分断するようにした。

そしてチェックポイントを設置し、このようなパレスチナ人の動きをコントロールしているそうだ。

その後ネットには、イスラエル兵が海岸線で白旗を掲げているパレスチナ人を射殺し、遺体をブルドーザーで埋める動画も浮上した。（了）

出典元：X：Al Jazeera