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イスラエル軍がガザ北部を空爆、42人を殺害、過去24時間で101人が死亡

イスラエル軍がガザ北部を空爆、42人を殺害、過去24時間で101人が死亡
X_Yousef Alhelou

イスラエル軍は6月22日、ガザ地区北部で空爆を行い、数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

ガザ市の2つの地区を空爆

 

イスラエル軍は北部のガザ市にある2つの地区、シャティ難民キャンプとトゥッファ地区にある住宅に対し、空爆を行ったという。

 

シャティ難民キャンプでは7軒の家が爆撃され、24人のパレスチナ人が死亡。トゥッファ地区では18人が死亡し、合計42人の死亡が確認されたそうだ。犠牲者のほとんどが、女性や子供だったとされている。

 

またガザ市の南東部にあるザイトゥーン地区でも、イスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人2人が死亡した。

 

イスラエル軍はガザ地区北部以外でも攻撃を続けており、過去24時間で101人のパレスチナ人が殺害されたという。

 

赤十字は攻撃があったと証言

 

6月21日には、ガザ地区南部の安全地帯に指定されたアル・マワシ地区で、イスラエル軍による攻撃が行われ、25人のパレスチナ人が殺害されたが、イスラエル側はこの攻撃を否定している。

 

この攻撃はイスラエル軍の戦車によって行われ、2発が赤十字国際委員会の施設付近に着弾したとされている。

 

そして赤十字は、この攻撃が実際にあったと証言しており、その後施設内には多くの遺体や負傷者が運び込まれたと主張している。

 

またガザ地区では、急速に飢餓が蔓延しており、ガザ地区北部にあるカマル・アドワン病院では、この1週間に4人の乳児が栄養失調で死亡したという。

 

ヨルダン南部の4つの地域を空爆

 

イスラエル軍は6月22日、ヨルダン南部の4つの地域を空爆したと明らかにした。

 

この攻撃の標的は、シーア派武装組織「ヒズボラ」の「軍事施設」「インフラ」、および「軍事拠点」だったと述べている。

 

またヨルダン川西岸地区では、イスラエル軍が負傷したパレスチナ人を、車両の先端に縛り付け、「人間の盾」として使い、救急車の横を通り過ぎる様子も撮影された。(了)

 

 

出典元:Al Jazeera:Israel war on Gaza live: Israeli attacks kill 101 Palestinians in 24 hours(6/22)

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