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イスラエル軍がガザ中部の学校を攻撃、18人のパレスチナ人を殺害

イスラエル軍がガザ中部の学校を攻撃、18人のパレスチナ人を殺害
X_UNRWA

イスラエル軍は9月11日、ガザ地区中部にある国連の学校を攻撃、数多くのパレスチナ人を殺害した。

 

女性と子供を含む18人を殺害

 

イスラエル軍は、ガザ地区中部のヌセイラトにある国連の学校を攻撃。女性と子供を含む、18人のパレスチナ人を殺害した。

 

この学校は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営しており、多くのパレスチナ人が身を寄せ合い、避難していたという。

 

またこの学校への攻撃で、国連の職員6人も死亡。少なくとも20人が負傷したそうだ。

 

UNRWAによれば、この学校には約1万2000人の避難民が住んでおり、そのほとんどが女性と子供だという。

 

国連事務総長「全く容認できない」

 

イスラエル側は、ヌセイラトの学校への空爆について声明を発表し、証拠を示さず、空軍が「ハマス」の指揮統制センターを標的にしたと主張した。

 

これに対し、国連のグテーレス事務総長は、ガザ地区での国連職員や人道援助活動家の殺害に対する説明責任の欠如は「全く容認できない」と非難。

 

ガザ地区でのイスラエル軍の行動について「国際人道法に対する非常に大幅な違反があり、民間人の効果的な保護が完全に欠如している。ガザで起きていることは全く容認できない」と述べた。

 

国連によると、紛争中に300人近くの人道援助活動家(その3分の2以上が国連職員)が死亡したという。グテーレス事務総長は、彼らの死について徹底的な調査と、説明責任が果たされるべきだと述べている。

 

過去24時間で64人を殺害

 

一方、イスラエル軍はガザ地区のそのほかの場所も攻撃し続けており、11日には北部のガザ市トゥファ地区にある住宅アパートへも空爆を行い、女性と子供を含む4人が死亡したという。

 

またガザ市西部では、パン屋の外でパンを買うのを待っていた人々の集団がイスラエル軍により空爆され、少なくとも3人が死亡、7人が負傷した。

 

同じく11日には南部のハンユニスにある住宅が襲撃され、生後21カ月から21歳までの同じ家族の兄弟姉妹6人を含む、11人が殺害された。

 

ガザ地区の保健当局によれば、11日には過去24時間で、少なくとも64人のパレスチナ人が殺害され、104人が負傷したという。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: 64 Palestinians killed in one day(9/11)

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