NZの大学で集団食中毒か?100人以上の学生が下痢と嘔吐に苦しむ
ニュージーランドの大学で集団食中毒と思われる事態が起き、数多くの学生がトイレに駆け込むなどして混乱した。
トイレに長い列
ニュージーランドにあるカンタベリー大学の2つの学生寮では11月3日、100人以上の学生が下痢と嘔吐に苦しんだという。
学生たちは3日の夜に、ケータリングのチキン・スブラキ(一口大の肉を串焼きにした料理)を食べた後に、気分が悪くなったと語っている。
しかも夜中に酷い腹痛で目を覚まし、トイレに駆け込んだところ、他の気分が悪くなった学生らが長い列を作っていたそうだ。
試験を受けられなかった生徒も
さらに翌日には試験があったらしく、頻繁にトイレに行かなければならないため、試験を放棄した学生もおり、最初から試験を受けられなかった人もいたという。
この事態を受け、大学側は病気のため試験を受けられなかった学生に対し、申請すれば後日、再試験を受けられる措置を施したそうだ。
現在、国の公衆衛生局が病気の調査に乗り出しているが、まだ原因は特定できていない。
大学側は調査に協力しており、学生寮を運営している「UniLodge」も、具合の悪くなった学生を支援しているという。(了)
出典元:The Guardian:‘It was carnage’: students describe suspected mass food poisoning at New Zealand university(11/5)