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イスラエル軍、ガザ地区全域で住宅や学校を攻撃、死傷者多数

イスラエル軍、ガザ地区全域で住宅や学校を攻撃、死傷者多数
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イスラエル軍は12月14日もガザ地区の各地で攻撃を行い、パレスチナ人を殺害し続けている。

 

住宅や学校を攻撃、数人が死亡

 

イスラエル軍は14日の夜明け前(現地時間)、ガザ地区北部を攻撃。ジャバリア難民キャンプの住宅が狙われ、住んでいたパレスチナ人の家族のうち4人が殺されたという。

 

またガザ市北東にある学校も攻撃され、避難していたパレスチナ人2人が殺害された。

 

さらにガザ地区南部のハンユニス南部でも、1人の死亡が確認されている。

 

ガザ中部や南部でも犠牲者

 

パレスチナの通信社「ワファ」によれば、14日の夜遅くもイスラエル軍の攻撃が行われ、ガザ市西部にある学校「Al-Majida Wasila School」が狙われて、7人のパレスチナ人が殺害されたという。

 

またガザ市北西部にあるJalaa交差点で、民間人のグループがイスラエル軍によるドローン攻撃を受け、パレスチナ人の女性1人が死亡、数人が負傷したそうだ。

 

ガザ地区中部にあるヌセイラト難民キャンプでも、イスラエル軍の空爆により、民間人1人が死亡。ガザ地区南部の「安全地帯」に指定されたアル・マワシ地区でも、イスラエル軍のドローン攻撃により5人が負傷したという。

 

イスラエル地上軍が北部で攻撃を継続

 

イスラエルの地上軍は、ガザ地区北部のジャバリアやベイト・ラヒヤ、ベイト・ハヌーンの町に対し、17日間以上も攻撃を続けており、また住宅や市街地を破壊し尽くしていると言われている。

 

 

国連人道調整官のムハンナド・ハディ氏は12月13日の声明で、「ガザ地区の治安と人道状況が急速に悪化している」と非難。「ここ数日、ガザ地区全域で複数の攻撃が行われ、多数の死者と多数の負傷者が出ていると報告されている」と述べている。(了)

 

出典元:Aljazeera:Israel bombards schools and homes in Gaza, a day after Nuseirat massacre(12/14)

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