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イスラエル軍がガザ地区北部の病院に放火、医療スタッフを連行

イスラエル軍がガザ地区北部の病院に放火、医療スタッフを連行
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イスラエル軍は12月27日、ガザ地区北部のカマル・アドワン病院を襲撃し、医療スタッフを連行した。

 

5人の職員が焼死

 

イスラエル軍は、カマル・アドワン病院を襲撃し、放火した。これにより病院の手術室と救急科は破壊され、病棟の大半が甚大な被害を受けたという。

 

またイスラエル軍は、フサム・アブ・サフィア院長を含むカマル・アドワン病院のスタッフ数十人を、尋問のため連行したそうだ。

 

また医療関係者によれば、イスラエル軍が病院の複数の場所に放火したため、少なくとも5人の職員が焼死したという。

 

病院に残っていた患者と、医療スタッフを含む、推定350人が避難を余儀なくされたが、病院側との通信も途絶えたままで、彼らの行方は分かっていない。

 

民間旅客機のいる空港を空爆

 

国連の関係者によれば、イスラエル軍は26日、民間旅客機が着陸していたイエメンの国際空港を空爆したという。

 

国連イエメン常駐・人道調整官のジュリアン・ハーネイス氏は、記者団に対し、26日にイスラエル軍の戦闘機が、イエメンの首都・サナアにある国際空港を2度空爆したと明らかにした。

 

しかも当時、数百人の乗客を乗せた「イエメニア航空」のエアバス320が着陸しようとしており、その際、空港の管制塔が破壊されたそうだ。

 

幸いにもその旅客機は無事着陸し、乗客は降機できたが、よりひどい事態に陥っていた可能性もあったという。

 

ただこの攻撃により、国連関係者約20人をサナアから移動させようとしていた、国連人道航空サービスの乗務員が負傷。破片で足に重傷を負い、大量に出血したそうだ。

 

また当時、空港のラウンジには世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と、ハーネイス氏もいたと言われている。

 

しかし27日には、テドロス事務局長や国連職員、そして負傷した乗務員もヨルダンに向けて出発できたという。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israeli soldiers storm, set fire to last hospital in northern Gaza(12/28)

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