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ドイツの空港で、税関職員が1500匹の「タランチュラ」を発見

ドイツの空港で、税関職員が1500匹の「タランチュラ」を発見
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ドイツにある空港で、小包の中から多数の蜘蛛「タランチュラ」が見つかり、押収された。

 

ケースに入った幼い「タランチュラ」

 

その蜘蛛が見つかったのは、ドイツ西部・ノルトライン=ヴェストファーレン州にあるケルン・ボン空港とされている。

 

先月、税関職員はベトナムから到着した小包を調べ、チョコレートスポンジケーキの箱から、大量の「タランチュラ」を見つけたという。

 

「タランチュラ」はまだ幼く、それぞれプラスチックのケースに入れられており、合計で1500匹もいたそうだ。

 

「タランチュラ」が見つかったのは3週間前とされるが、税関は7月14日に画像を公開した。

 

「経験豊富な職員も言葉を失う」

 

ケルン税関の広報担当者であるJens Ahland氏は、今回の件について、次のように述べている。

 

「空港の同僚たちは、世界中から輸入された禁止小包の内容物にいつも驚かされますが、この小包の中に幼いタランチュラが入った約1500個の小さなプラスチック容器が見つかったという事実には、経験豊富な職員でさえ言葉を失いました」

 

またAhland氏は、「利益のためだけに動物にこのようなことをする人がいるのを見ると、悲しくなります」と述べている。

 

発見された「タランチュラ」の多くは輸送中に死んでおり、これはドイツの動物福祉規則に違反している疑いがあるという。

 

また生き残った「タランチュラ」は、専門の飼育係に引き渡されたそうだ。

 

現在、この荷物の受取人に対して刑事訴訟が進行中で、不適切な輸入関税の支払いと通関申告の不履行などの違反が疑われているという。(了)

 

出典元:ABC News:German customs show tarantulas hidden in spongecake boxes after smuggling bust(7/14)

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