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イスラエル軍、ガザ市の高層マンションを攻撃、新たな避難勧告を発令

イスラエル軍、ガザ市の高層マンションを攻撃、新たな避難勧告を発令
X_TIMES OF GAZA

イスラエル軍は、ガザ地区北部のガザ市への攻撃を強めており、数多くの人々が住むビルを破壊している。

 

ガザ地区全域で67人のパレスチナ人が死亡

 

イスラエル軍は北部ガザ市を制圧し、100万人とも言われる住民を南部へ強制的に移住させようとしている。

 

そしてガザ市中心部への攻撃は9月6日も早朝まで続き、イスラエル軍はここ数日間、多くの世帯が住む高層マンションを攻撃し、破壊した。

 

 

イスラエル軍は6日、ガザ市の「Soussi Tower」への攻撃を認め、この高層マンションがハマスにより使われていたと主張。しかし他の住宅を攻撃した際も、証拠を示さず、同様の主張を繰り返していた。

 

ガザ地区の病院関係者によれば、9月6日にはガザ市だけで45人のパレスチナ人がイスラエル軍の攻撃により殺害され、全域では67人が殺されたという。

 

またすでにガザ市にある建物の70%が、イスラエル軍の攻撃により破壊されたとも言われている。

 

さらにイスラエル軍はガザ市にビラを撒き、新たな強制避難勧告を発し、多くの住民が移動を余儀なくされているそうだ。

 

ヨルダン川西岸地区でも暴力

 

イスラエル軍は、ヨルダン川西岸全域も襲撃し、数多くのパレスチナ人を負傷させ、拘束している。

 

パレスチナ赤新月社によると、イスラエル軍は9月6日、ヨルダン川西岸地区北東部のトゥバス県を襲撃し、17人のパレスチナ人が負傷したという。

 

またイスラエル軍はヨルダン川西岸地区中部の都市、ラマラ北東にあるアル・ムハイル村も襲撃。イスラエル軍に護衛された入植者たちが村の南部を襲撃し、若者を暴行して打撲傷を負わせ、1人の若者の自宅を襲撃し、拘束したそうだ。

 

SNSには、まだ子供のようなイスラエル人の入植者が、パレスチナ人の大人を脅すような様子も投稿されている。

 

英警察が150人を逮捕

 

一方、イギリスでは9月6日、親パレスチナの団体「パレスチナ・アクション」への支持を表明した個人、約150人が警察により逮捕された。

 

 

「パレスチナ・アクション」は、イスラエル政府に武器を供給する防衛企業の活動を妨害し、空軍基地で軍用機を損傷させたことから、イギリス政府により「テロ組織」に指定されていた。

 

そしてイギリス政府は、取り締まりを強め、「パレスチナ・アクション」への支持を表明するプラカードを掲げただけでも、人々を拘束してきた。

 

イギリス警察は8月にも、「パレスチナ・アクション」への支持する意思を示したとして、466人を拘束している。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israel kills 62 today as Gaza aid seekers, ‘safe zones’ attacked(9/6)

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