ロシア上空に火球か?滞空時間の長い緑色の光が出現【動画】

ロシア上空に、緑色に輝く物体が現われ、その様子が撮影された。
尾を引いた緑色の物体が空を横切る
その光る物体が現われたのは10月27日早朝(現地時間)、場所は首都のモスクワとされている。
地元メディアが共有した映像には、長く明るい尾を引いた緑色の物体が空を横切り、その後視界から消えていく様子が映っていた。
またモスクワ地方の他の複数の都市でも、目撃者がこの謎の光を見たと報告しており、ある人物は「流星のようです。こんなに明るいものは見たことがありません」と述べていた。
WATCH: Mysterious green glowing ‘fireball’ like object spotted over sky in Moscow, Russia pic.twitter.com/gDBwXTmITv
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) October 27, 2025
「ブレベストニク」との憶測も
この緑色の光については、さまざまな憶測も流れ、ある人物は原子力巡航ミサイル「ブレベストニク」の試験発射が行われたのではないか、と疑ったという。
「9M730ブレベストニク」はロシア軍が開発した原子力で推進する新型の巡航ミサイルで、プーチン大統領は10月26日、最終試験が成功したと発表していた。
この巡航ミサイルは「空飛ぶチェルノブイリ」とも呼ばれ、核兵器が搭載可能で、射程距離は無制限だと言われている。
しかしその後、専門家は、この緑色の光が流星でもミサイルでもなく、大気圏で燃え尽きた宇宙ゴミの破片だと明らかにした。
NASAのデータによると、毎日約100トンの宇宙塵と小さな破片が地球の大気圏に突入し、そのほとんどは高度80~120キロメートルで完全に燃え尽きるという。(了)
出典元:METRO:Mysterious ‘flaming green ball’ spotted above Moscow – what was it?(10/28)


























