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イスラエル軍がシリア南部へ攻撃、地上侵攻と空爆により13人が死亡

イスラエル軍がシリア南部へ攻撃、地上侵攻と空爆により13人が死亡
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イスラエル軍は11月28日、シリア南部に地上侵攻し、空爆も行った。

 

女性や子供を含む13人が死亡

 

イスラエル軍は、シリアの首都・ダマスカス南西に位置する町、Beit Jinnに砲撃を加え、ミサイル攻撃を行った。

 

これにより女性や子供を含む、少なくとも13人のシリア人が死亡、25人が負傷したという。

 

イスラエル軍は、抵抗した住民と交戦し、3人の若者も拘束。その後、イスラエル側はこの作戦が完了し、数人の戦闘員を殺害し、容疑者を拘束したと主張した。

 

またイスラエル軍はシリア南部のクネイトラ県にある町、Tal al-AhmarやKouyaの郊外にも砲撃を加え、車両を進軍させたそうだ。

 

シリアや各国がイスラエルを非難

 

シリア外務省は28日、声明を発表し、イスラエルによるBeit Jinn侵攻を「本格的な戦争犯罪だ」と非難。次のように述べた。

 

「こうした犯罪的な攻撃の継続は、地域の安全と安定を脅かすものであり、状況を不安定化させ、武力によって侵略的な現実を押し付ける組織的な政策の一環である」

 

その上でシリア外務省は、国連安全保障理事会とアラブ連盟に対し、イスラエルの侵略政策と度重なる違反行為に終止符を打つため、直ちに行動を起こすよう強く求めた。

 

カタール外務省も、今回のイスラエルの攻撃は「緊張を高め、地域の安全と安定を実現するための努力を損なう」と非難。サウジアラビア外務省も声明で、イスラエル軍による「シリアとその国民の安全と安定を損なうための露骨な攻撃を非難し、糾弾する」と述べた。

 

クウェート外務省も声明で、この攻撃を非難。「これらの犯罪的な攻撃は、地域の安全と安定を脅かし、緊張緩和に向けた地域的および国際的な努力を損なわせようとする、イスラエルの不安定化を促すアプローチの延長に過ぎない」と批判した。

 

ヨルダン川西岸地区で2人を処刑

 

またイスラエル軍は11月27日、ヨルダン川西岸地区北部のジェニンで、非武装のパレスチナ人男性2人を射殺した。

 

目撃者によれば、2人のパレスチナ人の男性が、建物と思われる場所から両手を挙げて出てきたところ、イスラエル兵に撃たれ、銃声があたりに響き渡ったという。その映像は、SNSでも拡散されている。

 

 

イスラエルの人権団体「B’Tselem」は、これを「冷血な処刑」と非難。またベルギーのMaxime Prevot外相も、この処刑を非難し、「イスラエル兵が降伏した民間人2人を、冷酷に射殺する映像に衝撃を受けた。この事件は国際法に違反している。この暴力は止めなければならない」と声明を発表した。

 

国連人権高等弁務官事務所のジェレミー・ローレンス報道官も「イスラエルの警備隊が昨日、被占領下ヨルダン川西岸のジェニンで、パレスチナ人男性2人を無慈悲に殺害したことに愕然としている。これはまたしても即決処刑とみられる」と非難した。

 

さらにイスラエル軍は28日も、ジェニンで複数のパレスチナ人を拘束し、ブルドーザーを使い、多くの住宅を破壊。ヨルダン川西岸地区の他の町でも、家々を襲撃し、パレスチナ人に暴行を加え、拘束し続けている。

 

ガザ地区でも攻撃を継続

 

一方、ガザ地区でもイスラエル軍の攻撃が続けられ、28日には南部のハンユニスで、無人機の攻撃により3人のパレスチナ人が負傷、1人が殺害された。

 

またガザ地区南部のラファでも、イスラエル軍の戦車による砲撃で、1人のパレスチナ人の児童が負傷したという。

 

イスラエル軍は28日、同じくラファ東部の占領地域にある地下トンネルで、閉じ込められていた戦闘員9人を追跡し、殺害したと主張した。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israel strikes Palestine, Lebanon, Syria threatening stability(11/28)

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