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全米各地で反ICEデモ、国土安全保障省はさらに数百人の捜査官を派遣

全米各地で反ICEデモ、国土安全保障省はさらに数百人の捜査官を派遣
X_Mike Norton

ミネソタ州で移民関税執行局(ICE)の職員により女性が射殺された事件を受け、アメリカ各地で抗議デモが行われた。

 

ニューヨーク市では2000人がデモに参加

 

1月7日、ミネソタ州のミネアポリスにある町、ツインシティーズでは、移民関税執行局(ICE)の職員により、地元住民の女性、レニー・ニコル・グッドさん(37)が射殺された。

 

この事件を受け、1月10日には、ロサンゼルスやソルトレイクシティを含む複数の都市で大規模な抗議デモが行われ、一部の抗議活動は夜遅くまで続き、1月11日まで続いたという。

 

1月11日には、ニューヨーク市でも2000人を超える反ICEデモ参加者が、セントラルパークの一角に集結。大規模な抗議デモを行った。

 

ニューヨーク市警の厳重な監視の下、人々は五番街を行進し、移民関税執行局(ICE)とトランプ大統領を非難するプラカードを掲げたという。

 

ある参加者の男性は、ワシントン・ポスト紙に対し、「私は今日、トランプのゲシュタポ、つまりICEを打倒するためにここに来ました」と語ったそうだ。

 

ミネアポリスでも抗議デモが続く

 

事件が起きたミネアポリスでも、デモ参加者が11日の早朝、グッドさんが射殺された場所へ向かって行進を開始した。

 

地元警察によれば、すでに10日の抗議活動で30人が逮捕され、「氷の塊を投げつけられた」ことで警察官1人が負傷したという。

 

 

また移民関税執行局(ICE)の職員らは、移民を取り締まるために、一戸建て住宅街で一軒一軒訪問し、捜査を開始した。

 

しかし地元の住民らは、連邦捜査官に向かって叫び、クラクションを鳴らし、太鼓を叩き、笛を吹いて、一戸建て住宅街での捜査を妨害しようとしたという。

 

1月11日には、捜査官が一軒の家のドアを叩き壊す直前、抗議者らと押し合いになり、捜査官は住民らに化学薬品のスプレーを浴びせたそうだ。その後、捜査官は男性1人に手錠をかけ、連行したという。

 

さらに数百人の捜査官を派遣

 

このような状況を受け、クリスティ・ノーム国土安全保障長官は1月11日、さらに「数百人」の連邦捜査官をミネアポリス市に派遣すると述べた。

 

ノーム国土安全保障長官は、殺されたグッドさんを「国内テロリスト」と非難し、トランプ大統領も、彼女について、次のようにSNSに投稿していた。

 

「車を運転していた女性は非常に無秩序で、妨害行為や抵抗を繰り返していた。その後、彼女は暴力的かつ故意に、そして残忍にICE職員を轢いた。ICE職員は正当防衛のために彼女を撃ったようだ」

 

しかしその後、新たに明らかにされた動画において、ICE職員は車に轢かれておらず、グッドさんも冷静であり、トランプ氏の発言が全くの嘘だったことが明らかにされた。(了)

 

出典元:The Guardian:Homeland security sends more agents to Minneapolis as protests erupt in US(1/11)

出典元:NYPost:NYC anti-ICE protest draws 2,000 in latest unrest since shooting death of Renee Nicole Good(1/11)

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