Switch news

知っておきたい世界のニュース

まさかエイリアンの手?ブラジルの海岸で奇怪な骨を発見

まさかエイリアンの手?ブラジルの海岸で奇怪な骨を発見
Facebook/Leticia Gomes Santiago

先週、ブラジルの海岸で、あるカップルが異様なまでに指の長い、骨を発見した。

 

宇宙人や人魚の手のよう

 

そのカップルとは、女性のレティシア・ゴメス・サンチャゴさんと、ボーイフレンドのデバニール・ソウザさんだ。

 

彼らは11月20日、ブラジル・サンパウロ州のイーリャ・コンプリダの海岸を歩いていたところ、奇妙な指の長い骨を見つけたという。

 

その後、カップルはその骨を撮影。レティシアさんは動画において「非常に大きい。何の動物なのかわからないし、エイリアンだったらもっとまずいね」と述べている。

 

また動画をシェアした人たちも、「ETの手のようだ」とか「人魚の手のようだ」と冗談を述べたそうだ。

 

 

Leticia Gomes Santiagoさんの投稿 2022年11月20日日曜日

クジラ類の骨の可能性

 

その後、動画を見た海洋生物学者のエリック・コミンさんは、この骨がエイリアンのものではなく、クジラやイルカなどを含む水棲哺乳類、特にクジラ類のものだと指摘した。

 

そもそもクジラやイルカのヒレの趾間部の肉の下には、5本の「指」、すなわち五指肢があるという。

 

これは、人間や両生類、その他さまざまな動物に見られるもので、祖先を共有していたことを示しているそうだ。

 

Facebook/Leticia Gomes Santiago

 

また骨や肉の分解具合から、この海洋生物は1年半ほど前に死亡したと考えられている。

 

ブラジルのカナネイア研究所(IPEC)の広報担当者であるヘンリケ・チュピルさんも、この骨格はおそらくクジラ類のものだろうと述べている。(了)

 

出典元:MailOnline:‘It looks like ET’s hand!’: Appendage with long bony fingers found on Brazilian beach sparks fears it belongs to an alien – but experts claim it’s from a whale or dolphin(11/24)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top