北朝鮮では、『イカゲーム』を見た学生らが処刑されている

北朝鮮では、韓国のドラマやテレビ番組、K-POPを視聴したという理由で、学生が処刑されているそうだ。
国際NGOが脱北者にインタビュー
国際NGOの「アムネスティ・インターナショナル」は、2009年から2020年の間に北朝鮮から逃亡した11人を含む、25人の北朝鮮人に対し、個別に詳細なインタビューを行った。
インタビューの対象者のほとんどは、脱北当時15歳から25歳だったという。
彼らは、『愛の不時着』や『太陽の末裔』『イカゲーム』といった韓国ドラマやK-POPの視聴は、最悪のケースでは死刑を含む、厳しく屈辱的な処罰につながったと語っている。
しかも金銭やコネのない者は、北朝鮮で最も厳しい処罰に直面しており、裕福な家庭は当局に賄賂を贈り、恩赦を得ることができるという。
公開処刑を目撃
また脱北者たちは、公開処刑される場面も見てきたと主張しており、男性のキム・ウンジュさん(40)も次のように語っている。
「16歳か17歳、中学生の頃、処刑場に連れて行かれ、ありとあらゆるものを見せられました。韓国のメディアを見たり、配信したりしただけで処刑されたんです。これはイデオロギー教育です。見れば、自分にも同じことが起こる、と」
別の脱北者の女性、チェ・スビンさんは、2017年か2018年に北西部の新義州市で、外国メディアを配信した人物が公開処刑されるのを目撃したとし、次のように語っている。
「当局は住民全員に行くように指示し、新義州市から何万人もの人々が集まって見物しました。彼らは私たちを洗脳し、教育するために人々を処刑するのです。お金のない人たちは、再教育キャンプから脱出しようと、5000ドルか1万ドルを集めるために家を売るのです」
キム・ジュンシクさん(28)の場合は、2019年に脱北する前、韓国ドラマを3回視聴していたところを摘発されたという。
ただ彼には家族のコネがあったため、処罰を免れたそうだ。しかし姉の高校時代の友人3人は、賄賂を支払う余裕がなかったため、2010年代後半に懲役刑を受け、労働収容所で何年も働かされたそうだ。
視聴だけで5年から15年の強制労働
北朝鮮では、2020年に反反動思想文化法が施行され、韓国のコンテンツの視聴が違法となり、韓国のドラマ、音楽、映画を視聴または所持していた者には、5年から15年の強制労働が科せられることになったという。
また「大量の」コンテンツを配布したり、集団で視聴を企画したりした場合は、死刑が科せられるそうだ。(了)
出典元:INDEPENDENT:North Korean teenagers ‘executed for watching Squid Game’ as regime wages war on TV and pop music(2/6)

























