盗み癖のあるイギリスのニャンコ、ついに現金まで家に持ち帰る
イギリスで以前から、物を盗んでしまうニャンコが、ついに現金を家に持ち帰っていた事が明らかになった。
約3700円分の現金を持ち帰る
そのニャンコとはイングランド東部の街、イプスウィッチで暮らす、8歳になるオスの「Theo」。
「Theo」は以前も近所の家から、クリスマスのデコーレションやおもちゃなどをくわえて、家に持ち帰ってきていたという。
そして今回、ビニール袋に入った現金、25.7ポンド(約3770円)を盗んできてしまったそうだ。
そのお金は隣人が牛乳配達に渡すため、ビニールに入れて置いていたものだとか。
Ipswich cat burglar Theo steals milkman's money https://t.co/4tp5G8hErz
— BBC News (UK) (@BBCNews) March 5, 2019
その後、隣人に現金を返すことに
飼い主の女性、Rachael Drouetさんによれば、最近新しい家に引っ越してきため、「Theo」の盗み癖は治ったかもしれないと考えていたという。
しかし治っているどころか、今回は現金を持ち帰りスキルを向上させていた。
もっとも幸いなことに、現金が入ったビニール袋には住所が書かれたメモが入っていたため、その後RachaelさんのパートナーであるPaul Edwardsさんがお金を返すことができたそうだ。
その際、Paulさんは隣人の若者に、自分たちが反社会的行動をするネコを飼っていると説明。するとその若者は微笑み、お金を受け取り、以前からこのようなことがあったかのように振舞ったという。
生物学者でネコの行動学に詳しいRoger Tabor氏によれば、通常ネコはゴミ箱から集めた食べ物を家に持ち帰るという。
そして人間に関係するものを持ち帰るのは、そのネコが親から獲物を捕らえる方法を教わっていないためであり、今後もおもちゃなどに執着して、運び続ける可能性があると述べている。(了)
出典元:BBC:Ipswich cat burglar Theo steals milkman’s money(3/5)