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ロシア機炎上事故、機体に残り乗客を救った客室乗務員の行動が讃えられる

ロシア機炎上事故、機体に残り乗客を救った客室乗務員の行動が讃えられる
Instagram/mikkentosh

先日、ロシアで乗客73名と乗員5名を乗せた旅客機が着陸後に炎上し、41人が亡くなった。この事故の際、客室乗務員たちのとった行動が讃えられている。

 

機体後部が炎に包まれる

 

5月5日、アエロフロート航空の1492便はモスクワのシェレメチェボ国際空港を飛び立ち、北極圏の都市ムルマンスクへ向かう予定だったという。

 

しかし離陸直後、機体に異常をきたし元の空港へ緊急着陸。その際、機体のエンジンが引火し、後部から炎が上がり、多くの乗客が機内に取り残された。

 

そして撮影された映像には、乗客が機体前部にある緊急脱出用のスロープから次々と滑り降りてくる様子が映っていた。当時、乗客の1人は「脱出できたのは奇跡だ」と語っている。

 

襟を掴んで出口へ押しやる

 

客室乗務員の女性、Tatyana Kasatkinaさん(34)によれば事故が起きた瞬間、人々の叫びを聞いた彼女は、急いで緊急脱出用のドアを足で蹴り上げ、開けたという。

 

すでに機内には黒い煙が満ちており、多くの乗客が炎から逃れようとしていたそうだ。

 

しかし数人の乗客、特に大柄の男性が荷物を取ろうとしたため通路が封鎖され、他の乗客たちがそれをやめさせようとして、逃げるペースが遅くなったとか。

 

そこでKasatkinaさんは退避行動を早めるため、乗客の襟を掴んで次々と緊急脱出用の出口へと押しやり、機内から脱出させたという。

 

機体後部へ向かい亡くなった乗務員も

 

もっともこの時、避難誘導していたのは彼女だけではない。他の客室乗務員も、機内に残り、乗客を避難させていたそうだ。無事避難することができた乗客のDmitry Khlebnikovさんは、次のように語っている。

 

「私は神と、そして客室乗務員に感謝しています。彼女らは常に私たちと共にいました。脱出用のスロープへ登る人々を助け、煙が充満した客室内から逃げるのを手助けしたのです。機内は暗く、信じられないほど熱かったです」

 

この事故では11人がケガを負い、2人の子供を含む41人が死亡。その中には男性の客室乗務員であるMaxim Moiseevさん(22)も含まれていたという。

 

彼は事故当時、炎の上がった機体後部へと向かい、取り残された人々を救うため非常ドアを開けに行ったが、その後炎に飲まれ亡くなったと言われている。(了)

 

 

出典元:METRO:Air stewardess saved passengers from burning plane by ‘throwing them out by their collars’(5/6)

出典元:MailOnline:Overweight survivor of Russian plane inferno ‘blocked others from escaping’ as hero stewardess pushed people out of jet which bounced down runway before bursting into flames, killing 41 people(5/7)

出典元:BBC:Aeroflot plane crash: 41 killed on Russian jet(5/6)

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