ポルノ女優がニューヨーク市警の立ち入り禁止部署を見学、インスタに投稿して物議に
ニューヨークを観光で訪れたドイツのポルノ女優が、ニューヨーク市警本部を見学。見学コースにない一般人立ち入り禁止区域まで見せてもらい、禁止されているはずの写真を撮ってインスタグラムに投稿し、海外メディアで問題にされている。
友人に手配してもらった警察見学
Annina Ucatisさん(40才)はドイツのポルノ女優。ブロンドの長い髪と豊満なバストをアピールし、過去に業界の賞を2度受賞、テレビのリアリティ番組でも活躍中だ。インスタグラムには4000人近いフォロワーがいる。
最近ニューヨークに短期滞在していた彼女は、問題になっている市警本部見学について、「それは友人が私のためにアレンジしてくれたもの」と言い、その友人が誰かは明かしていない。
だが、インスタグラムに投稿された写真の1枚に、市警本部ビルのロビーでAnninaさんと謎の男性が写っているものがあり、海外メディアはこの男性が「友人」だろうと推測している。男性は警察の身分証のようなものを胸につけている。
立ち入り禁止のはずの情報センターに
海外メディアによれば、インスタグラムの写真には、明らかに一般人立ち入り禁止の区域が写っているとのこと。
その極めつけは、Real Time Crime Center(リアルタイム・クライム・センター)という情報センター。このセンターは、警察スタッフが市内で起こっている犯罪をリアルタイムでモニターし、現場の警官に必要な情報を伝える部署で、一般人は立ち入り禁止。しかも部屋に入る前に2ヵ所のセキュリティチェックを通過しなければならない。
このスクリーンに映っているものは、通常なら一般人の目に触れさせるべきでないもののようです。
と、海外メディアが取材した警察関係者は言っている。911番(日本の110番に当たる)の通報者や、事件の被害者に関する情報が、スクリーン上に表示されるとのこと。
また、Anninaさんは、警察上層部のオフィスが入っている14階に上がり、市警察のトップ(Commissioner)であるJames O’Neill氏のオフィスの前で写真を撮っている。
「その時O’Neill氏はオフィスにいなかったので、会うことはできなかった」とAnninaさんは言うが、前出の警察関係者は、そもそも彼女が14階に上がれたことが不思議だと言っている。(了)
出典元:New York Post:Porn star Annina Ucatis gets private tour deep inside NYPD headquarters(10/22)
出典元:Mail Online:NYPD under fire for ‘troubling’ decision to let a German PORN STAR tour police headquarters, pose for pictures in front of memorial for fallen officers – and even film in sensitive areas of the building(10/22)