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親トルコの戦闘員がクルド人女性兵士の死体の上に…シリア人権監視団が動画を公開

親トルコの戦闘員がクルド人女性兵士の死体の上に…シリア人権監視団が動画を公開
Syrian Observatory for Human Rights

先日、トルコ軍がシリア北東部にあるクルド人地域に侵攻したが、その際に撮影されたとみられる映像が公開されている。(動画は過激なため、この記事では掲載しない。写真のみとなる。ご覧になりたい方はリンクをたどっていただきたい)

 

クルド人女性兵士の死体を撮影

 

この映像を公開したのは、シリア人権監視団。彼らは自らのウェブサイトに、親トルコのシリア反政府勢力の動画を載せた。(ただし現在もまだ、動画の詳細は未確認)

 

映像にはクルド人の女性防衛部隊「YPJ」の女性兵士の遺体が映っており、その身体の上に親トルコの戦闘員の男が乗っている様子が映っていた。(「YPJ」はシリア民主軍(SDF)傘下の部隊)

 

Syrian Observatory for Human Rights

 

画面に映る戦闘員の男の1人は、自分たちが「アル・マジド部隊(Faylaq al-Majd)」と呼ばれるイスラム戦士だと主張しており、死んだクルド人の女性兵士を「売春婦」と呼んでいる。

 

また戦闘員の男はカメラに向かって「これはお前らが送り込んだ、売春婦の1人だ」や「俺たちはブタの死体の上に立っている」などと叫んでいたとか。

 

Syrian Observatory for Human Rights

白リン弾も使用か?ISISの戦闘員も逃亡

 

また一方でアメリカ・ホワイトハウスのシリア担当代表団は、トルコ軍が侵攻して以来、戦争犯罪が行われた証拠を掴んでいるという。

 

特別代表のJames Jeffrey氏は、米下院外交委員会でのヒアリングで、「広範囲に及ぶ民族浄化の証拠は見ていない」としながらも、次のように述べた。

 

「多くの人々(クルド人など)が逃げました。なぜなら彼らは、このようなトルコの支援を受けたシリア反政府勢力について懸念していたからです。私たちはいくつかの事件を見てきました。それらを私たちは戦争犯罪と考えています」

 

また現在米政府は、トルコ軍の侵攻の際に、国際法で禁止されている「白リン弾」が使用されたとの報告について、調査を進めているそうだ。

 

さらにJeffrey氏はISISの戦闘員、100人以上が刑務所(収容所)から脱獄して、逃亡したことも確認しているという。(了)

 

 

出典元:MailOnline:US forces reveal they have seen evidence of war crimes during Erdogan’s offensive in Syria – as new frontline footage shows pro-Turkey fighters trampling on the corpse of a female Kurdish fighter and branding her a whore(10/23)

出展元:THE Sun:MONSTERS OF WAR Pro-Turkey rebels ‘desecrate corpse of female Kurdish fighter and brand her a whore’ in latest sickening footage(10/23)

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