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中国で注目を集めた「ガラスの橋」、安全上の懸念から多くが閉鎖される

中国で注目を集めた「ガラスの橋」、安全上の懸念から多くが閉鎖される

中国で人気を博している、床がガラスになった橋の多くが、閉鎖されることになったと報じられている。

 

32の橋が18カ月も閉鎖

 

河北省にある32のガラスの橋は、安全上の問題があることから、すでに18カ月も閉鎖されているという。

 

この中に含まれる平山県にある吊り橋は、2年前にオープン。長さが488m、幅は4mもあり、高さ218mの地点に架けられ、当時は世界で最も長いガラスの吊り橋だとされていた。

 

 

また橋だけでなく、河北省ではガラスの遊歩道や、山並みを眺められるガラスの展望台なども閉鎖されているそうだ。

 

このような閉鎖は、2名の死亡を含む一連の事故の後に決定されたと言われている。

 

また今年6月には、広西チワン族自治区にある「ガラスの滑り台」でも死亡事故が発生。雨の影響により滑りやすくなっていたため、男性が手すりに激突しその一部が崩落、その後転落し、頭にひどいケガを負い死亡した。

 

中国全土で「ガラスの橋」が2300もある

 

中国では近年、多くの旅行客を楽しませるために、国中に「ガラスの橋」のようなさまざまなアトラクションを建設してきたという。

 

そして今では、床がガラスになった橋が2300もあり、数え切れない程のガラスの遊歩道やスライダーなどもあるが、それらのいくつかも安全上の問題が浮上しているそうだ。

 

実際、2015年には河南省の山の脇に設置された、高さ約910mにあるガラスの空中遊歩道は、観光客が通った時にひびが入り、修理が終わるまで閉鎖されたという。

 

この橋のガラスは3層構造で、1平方メートルあたり800キログラムの重さまで耐えられる仕様だったが、事故は大型連休中に起き、当時SNSでもその画像が拡散した。

 

 

翌年の2016年も「世界で最も高く、長い」と認められたガラスの吊り橋も、オープンしてから2週間で修理のために閉鎖を余儀なくされたとか。

 

その橋は幅が6m、長さが430mもあり、湖南省張家界国家森林公園の2つの山に挟まれた谷、地上300mの高さに架けられたという。(了)

 

 

出展元:The Guardian:Chinese province closes all glass bridges over safety fears(10/30)

出典元:INDEPENDENT:CHINA SHUTS GLASS BRIDGES AND WALKWAYS OVER SAFETY FEARS(10/30)

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