かゆいところにも手が届く、米スタートアップが新しい網目状のギプスを開発

Cast21
ギプスといえば痒くても、かくことができないため、辛い思いをした人も多いのではないだろうか。
しかしアメリカのスタートアップ企業がそんな不便さを解消する、新しいギプスを開発した。
網目状になった新しいギプス
その企業とは、イリノイ州のシカゴを拠点にする「Cast21」だ。
「Cast21」が開発したギプスは網目状をしており、チューブの中に樹脂を流し込むことで型を作り、骨折した箇所を固定することができるという。
しかも網目になっていることで、痒い部分をかくこともでき、お風呂に入る時や体を動かす時にも付けたままでいられるそうだ。

清潔に保つことができる
そもそも従来の石膏やファイバーグラスを使ったギプスはお風呂にも入れないため、患部を清潔に保つことができず、皮膚が感染症にかかりやすくなると言われている。
しかしこの新しいギプスならば、清潔にすることが可能で、感染症のリスクも防げるという。

また通常のギプスを外すときには、医者がのこぎりを使って切るが、その時には破片が飛び散り、周りは散らかり、患者も切られる場面を見るのを余儀なくされる。
しかし新しいギプスなら、取り除くのは簡単。医者が大きなハサミを用意し、チューブの部分を切るだけ。それにより素早く取り外せるそうだ
しかもこれは、従来のギプスよりも素早く、固定させることもできるという。(了)
出典元:Good News Network:Revolutionary New Arm Cast is Waterproof, Breathable, and Itch-Free(11/24)
出典元:METRO:Uncomfortable plastic casts to be ‘a thing of the past’(11/20)