手洗いの大切さを子供たちに伝える、胡椒と石鹸を使った実験がお見事!
幼い子供たちに手洗いの大切さを伝えるのは難しいもの。しかしあるアメリカ人の先生が行った実験が見事だとして、その動画がネットで注目を集めている。
黒胡椒をウイルスに見立てた実験
その先生とはフロリダ州のマイアミで、幼稚園にあがる前の子供たちを教えているAmanda Lorenzo先生だ。
彼女は子供たちに手洗いの大切さを理解してもらうために、黒胡椒を使った実験を行った。
実験ではまず、水の入った浅い容器に、ウイルスに見立てた黒胡椒を浮かべた。
その後、先生は子供の1人に容器の中に指を入れるよう促す。すると当然ながら、指先にはわずかに黒胡椒が付着する。
黒胡椒が素早く離れていく
次に先生は、その子供に石鹸水の入った容器の中に指を浸すよう指示。それからもう一度、その指を胡椒の入った容器に浸すよう促した。
するとみるみるうちに、黒胡椒は移動し、指から遠ざかっていく。動画には、これを見た子供たちの驚く声も記録されていた。
Lorenzo先生は、この実験を自分が思いついたのではなく、TikTokに投稿されていた動画で知ったと告白している。
また黒胡椒は石鹸の殺菌成分ではなく、油膜によって移動したと考えられるが、彼女の動画を見た多くの人が子供達には分かりやすいとシェアし、「素晴らしいデモンストレーションだ」などといったコメントを寄せたという。(了)
出典元:Mirror:Coronavirus: Teacher’s pepper trick perfectly shows children importance of washing hands(3/15)