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プリンストン大の卒業生らが独自の手法でスクラッチくじを買い、次々と高額当選、総額6億円以上に

プリンストン大の卒業生らが独自の手法でスクラッチくじを買い、次々と高額当選、総額6億円以上に
DC Lottery

アメリカのプリンストン大学と言えば、秀才が集まる世界的な名門校。その卒業生Manuel Montoriさん(27才)、Matthew Gibbons(26才)、Hannah Davinroyさん(25才)、Zoe Buonaiuto(29才)さんの4人が独自のやり方でスクラッチくじ(宝くじ)を買い、アメリカ国内で次々と高額当選していたことが分かった。

 

合計600万ドル(約6億2600万円)以上獲得

 

4人が仲間であると分かったのは、Montoriさん(上の写真左)が大量のスクラッチくじに当選したのがきっかけだ。彼はインディアナ州で、1日のうちに61枚の当りくじを換金した。うち58枚は1000ドル(約10万4000円)、残り3枚は1万ドル(約104万円)の当たりで、合計すると8万8000ドル(約918万5000円)になる。

 

その1週間後、Montoriさんはミズーリ州のスクラッチくじでジャックポットを当て、500万ドル(約5億2000万円)を得た。

 

興味を持ったメディアが調べたところ、彼は実体のよく分からない会社「Black Swan Capital LLC」を設立しており、その関係者3人もあちこちの州で宝くじに当選していることが判明した。例えばHannah Davinroyさんは、2019年12月にワシントンD.C.で100万ドル(約1億4000万円)、今年9月にミズーリ州で12万1000ドル(約1260万円)を獲得している。

 

どうやって?

 

彼らは、数々の当選について何もコメントしていない。メディアの取材を受けた2人の女性HannahさんとZoeさんは、「そのうちYouTube動画で秘密を明かす」と答えている。

 

専門家の意見を参考にした海外メディアの推測はこうだ。まず、現在開催されているくじの中から、高額のジャックポットの当選が出ていない物を選ぶ。次に、くじの発行枚数と、これまでに売れた枚数を何らかの方法で知る。売れ残っている枚数が少なければ少ないほど、ジャックポットの期待値が高くなるので、それをグループで大量に買う。

 

だが、販売されたくじの枚数などは一般に公表されていない。ニューヨーク州立大学の生物統計学者であるJeffrey Miecznikowski氏は、メディアにこう話す。

 

彼らがどうやっているかは分かりません。ただ、普通の人が知ることのできない情報にアクセスできるに違いないでしょう。データサイエンスのアルゴリズムで必勝法を見つけるにしても、それに必要なデータを、宝くじの運営者は提供していないと思います。

 

海外メディアによれば、グループの行いに違法性は見られないとのこと。(了)

 

出典元:Metro:Group of smart friends bag millions after working out how to win the lottery(11/27)

出典元:abc7:Princeton grads ‘beat the system,’ win more than $6 million through the lottery(11/29)

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