ホームレスの料理法、TikTokに動画投稿され1850万回視聴
アメリカのホームレスの少年がTikTokアカウントを作り、どうやって自炊しているかを動画で紹介。たった3本しか投稿していなかったにもかかわらず注目を集め、58万人近いフォロワーがついている。
公園で作る低予算の食事
彼のユーザー名はrandomhomelessguy2。「いろいろな理由があってホームレスになり」「今は母親と暮らしている」という。スーパーで安いものを買い、公園で調理しているそうだ。
1本目の動画は2月24日に投稿され、1850万回以上視聴されているもの。これにはパスタを作る様子が映っている。調理器具は、スーパー「ウォルマート」で15ドル(約1600円)で買った電気コンロ。冒頭に、電源プラグを公園内のコンセントに差し込むシーンがある。
次に、水飲み場から汲んできた水を鍋(3ドル/約325円)に入れて沸かす。その間にソーセージ(3本で1ドル/約107円)を切っておく。切る道具はプラスチックのナイフだ。
次に出てくるのがパスタ。これも1ドル(約107円)。沸いたお湯で茹で、余分なお湯を流し去った後、やはり1ドルのパスタソースをかける。そこにソーセージを入れて完成。
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2本目の動画では、お金の少ない日に作ったラーメンサンドが紹介されている。1食の予算が、母と2人で1ドル25セント(約135円)しかなかった彼は、ウォルマートで1ドル(約107円)のフランスパンを買う。そして、こんな時のために先週買っておいたインスタントラーメン(1袋50セント/約54円)を茹で、サンドイッチにする。
前回と同じく水は水飲み場から、コンロの電源は公園のコンセントから。茹でたラーメンは湯を捨て、スープを直接ふりかけて混ぜる。それをパンに挟んで、母親と2人で食べたそう。
@randomhomelessguy2Thanks for 100 k guys 🔥💙👍🏽🙏🏽 ##fyp ##foryou ##foryoupage ##food ##homeless♬ Coffee for Your Head – Vinyll
スマートフォンを持つホームレスは珍しくない
ホームレスの彼が動画を投稿するスマートフォンを持っていることを、変に思う人もいるかもしれない。
彼の説明では、まだ普通の生活をしていた頃に買ってもらったiPhoneを使っているそうだ。母親も持っていて、料金は母親が払っている。
ホームレスを支援する団体「Homeless Children’s Education Fund」によれば、若年のホームレスの62%がスマートフォンを持っているとのこと。スマートフォンは彼らが孤立するのを防ぎ、暮らしの助けとなる様々な情報を得るのに役立つという。(了)
出典元:boredpanda:Homeless Teen Goes Viral With 19M Views After Showing How He Prepares His Food(3/3)
出典元:Homeless Children’s Education Fund:Why Would a Person Experiencing Homelessness Have a Cell Phone?