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東京・聖路加病院、女性患者の扁桃腺から虫を取り出す【閲覧注意】

東京・聖路加病院、女性患者の扁桃腺から虫を取り出す【閲覧注意】
写真AC

喉の痛みを訴えて東京・聖路加国際病院を訪れた女性患者の扁桃腺に、線虫が棲んでいたことが分かり、医学専門誌「The American Journal of Tropical Medicine and Hygiene」に発表された。

 

刺身の盛り合わせを食べた女性

 

25才のその女性患者は、刺身の盛り合わせを食べた後、喉の痛みが5日間ほど続いていたという。医師が調べたところ、女性の左の扁桃腺の内側に、長さ38mmの赤黒い線虫がいた。それは生きて動いていたとのことだ。

 

ピンセットで取り出した線虫は、その時点では何者か不明だったが、後にDNAを解析したところ、海産魚介類につく寄生虫「アニサキス」の第4期幼虫であると判明した。

 

アニサキスを取り除いた後、女性患者の喉の症状はすぐに消え、身体の他の部分にも異常は認められていないという。

 

医学誌「The American Journal of Tropical Medicine and Hygiene」に発表された論文に、取り出されたアニサキスの写真(↓)が掲載されている。(不快を覚えるかもしれないので閲覧注意)

 

The American Journal of Tropical Medicine and Hygiene

 

(このアニサキスは脱皮中で、右上に写っている半透明のものは抜け殻らしい)

 

海産魚介類の生食が原因

 

国立感染症研究所(NIID)のサイトによると、海産魚介類の生食を原因とする寄生虫症の中でも,我が国で最も多発するものがアニサキス症であるとのこと。アニサキスの第3期幼虫が魚介類に寄生し、それを生で食べると、今度は人に寄生するようになる。

 

また、アニサキスが寄生する魚は、日本近海で漁獲されるものだけでも160種を超えているという。その中で特に注意したい魚として、サバ、アジ、イワシ、イカ、サンマが挙がっている。

 

アニサキスの予防法については「海産魚介類の生食を避けること、あるいは加熱後に喫食すること(60℃で1分以上)が、確実な感染予防の方法となる」と書かれている。また、冷凍処理や酢漬けにも一定の予防効果があるらしい。(了)

 

出典元:UPI:Doctors remove live worm from woman’s tonsil(7/14)

出典元:CNN:Doctors remove live worm from woman’s tonsil(7/14)

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